これも20年前クラスの古い写真。自動車技術者の活動を始めた初年度末のものです。

2005.3.20

友人のクルマです。






2005.4.24


2005.3.20

私のクルマはこちら。




2005.4.25

岡山の戸田レーシング製の車高調です。



2005.5.14

戸田さんでテスト用に作ったものを良心的お値段で譲って頂きました。






自動車に詳しかった訳ではないので、当時は勉強がてら取り敢えず自分の機体…ではなくクルマでセッティング変更による操作性の変化を楽しみました。


当時得た感触を基礎知識としながら、今はF3C機のヘッドダンパー、サーボ、ジャイロのパラメータ、その他のセッティング各項目が、クルマの足回りだとどの部品の硬さに相当するかと想像しながらラジコンヘリ(F3C機)のセッティング変更を楽しんでいます。


車体•機体は基本的には外乱(路面、風)に対して動きが乱されないことが好ましいです。

外乱を完全に逃したり打ち消したりできれば、車体•機体は慣性の法則に従ってその場に止まり続けるか等速直線運動を続けます。F3Cフライトでは最大限この物理法則を利用したいです。


しかし、車体•機体にとっては操縦者による操作も外乱です。ここの処理が難しいです。

左右のフラッグ位置を無視したホバリング演技や、図形センターや進入/抜けの高さを無視した上空演技では綺麗に飛んでいるよう見えるセッティングでも、止める位置や通すラインを狙うとコントロールが利きづらい場合が多々あります。


そこで、自然法則と操作の両方をうまく効かせる為には、この「外乱」に対する不感帯をどういう手法(機械的 or ジャイロ or サーボ or ガバナー or 送信機)でどの程度作るかがポイントだと考えています。


毎年新しい部品やジャイロパラメータが増えるので、永遠にこのセッティング沼から抜け出せない気がしてこの先の趣味人生が恐ろしいです。