ゴルフが楽しくてたまらない


運動音痴な私のゴルフデビューはインドネシアのバリ島でした。
それも世界でベスト100に選ばれる超名門コース。
いまでこそ人並みにブービー争いに参加できる程度になっていますが、当時の私はやっとゴルフスクールに通い始めたばかり。
持って行ったクラブもたった4本だったのです。
そしてこのたった4本のクラブがナンバーワン・キャディを呼び寄せてしまったのです。
そこは東南アジアの名門コースだけあって、一人のプレーヤーに一人のキャディが付きます。
つまり、チップも高額というわけ。
このヘタクソな女の子のお世話をしたらその保護者のパパからたくさんお小遣いがもらえるぞと考えたナンバーワンキャディ君。
しっかりポイントを外さず立候補してナンバーワン・キャディが私の専属になり、ナンバーワン・キャディの横にいたワーストワンの新人キャディがついでについてきて、なぜか超わがままな私のパパのキャディになってしまったのでした。
ワースト新人キャディ君は、言葉がバリ島のローカル現地語しかわからなくて。
ちょっとはインドネシア語が話せるパパも大層困ってました
もっとも私担当のナンバーワンキャディが一生懸命フォローしてましたけど
そんなんではおっつかないほどの新人君。
わがままパパはますますご機嫌斜めになってしまったのでした。
そんな中での私のデビュー・ラウンドはこれも大変だったのです。
ヘタクソな私にラウンドの途中で松ぼっくりをひろってきて、コーチもしてくれたナンバーワンキャディ君。
う~ん。
冴えた行動なんだけど、そうするには私の体力に難あり。
18ホールをヘタッピすぎて、カートに乗れず、ひたすら歩きながらボールを打ち続けなくてはいけない私。
ちょっとの休憩も高額チップ狙いで練習させるナンバーワンキャディ君。
私にとっては素敵なラウンドというより、訓練みたいなラウンド。
まるで自衛隊の特殊訓練中のようでした。
終わりの数ホールは全く記憶にないくらい。
あ~あな初デビューだったのでした。

私にはパパが機嫌よくプレーしてくれた方がよっぽどよかったので
途中でキャディチェンジしてもらえばよかったな。

忘れられない素敵なラウンドデビューとなりました。
ちなみにスコアはハーフで100超。
それだけスイングすれば疲れて当然。
文句なしの最下位となりました。