テレビで高校野球を見ていると
喜びはもちろん、負けた悔しさを仲間と分かち合う姿が
とてもまぶしく、ぐっとくる。


わたしは今まで
チームプレーのスポーツをしたことがない。

部活を選ぶ際にソフト部に憧れるなど
迷ったことはあるものの
結局、個人競技を選んだあたり
無意識に選んでこなかったのかもしれない。

今いちばん好きなバッティングセンターだって
ひとりでできるし、ひとりで行くし、ひとりで行きたいし。


ちなみに高校時代は
2年生から卒業まで友人ゼロだった。




スポーツに限らず
他人と微妙にうまくやっていけないことが多すぎる。




『微妙に』が、みそ。

まったくやってけないわけじゃない。

けれども、他人と継続して関係を続けることが困難


たとえばその関係性が
『同僚』だったり『客と店員』など
はじめからはっきりしていれば問題ないのに。

仲良くなっても、ある程度の距離を保てるから。


大人になってからだと
上記以外で知り合う人の存在は貴重な気がしないでもないんだけど
どうしても関係がだめになること数知れず。

わたしの考えかたの偏りもあるだろうし
もちろん相手の考えもわからない。

相手とのちょうどいい距離感をはかるのが、すごく難しい。



いちばん強く心に残るのは10年以上前。

数年にわたって友人関係を築いてきた(つもり)が
ある時期に突然、友人が目覚めた信仰の都合で疎遠になったこと。

わたしが、誘われるまま彼と信仰を同じくすれば
友人関係は続いたと思うが
そうでなければ続かないなんて変じゃん




んーと

そもそも人間関係って、どうやって築くんだっけ



40も半ばにして、球児たちの姿を見て思い起こす。






とりあえず、ひとりで自由に高校野球を見られる休日が幸せだし

友人や、何かを一緒に成し遂げる仲間がいなくても
特に淋しいって感情もなく気楽だし
よくよく考えたら今は何も問題ないのでは…


きらきらしてる高校生たちが単に羨ましいんだな、きっと。




そんな8月15日
ひとり暮らし歴(=入居歴)
中途半端な満21年と2ヶ月を迎えました。

生きてる今日に乾杯!