8月末に肺がん検査(レントゲン撮影のみ)を受けていた。

検査したのは、歩いて行ける距離の中規模病院で
結果が出るのに最低ひと月かかり、要予約。

なが!!!!!


で、きのう結果を聞きに行ったら
受付・診察・会計終了まで、たった10分であった。

はや!!!!!

や、別にいんだけど
結果が出るまでの期間との落差に驚いたっつーの!



ここの病院は
近所のクリニックで便潜血検査の陽性が出たことで
精密検査のために紹介で初めて行ったところ。

4回通ってわかったことがある。



受付の人たちは
けっして広くない、このスペースで

病院のシステムに慣れていなかったりで
戸惑う様子の患者が目の前にいても
視線を合わさず、いっさい声をかけない。

患者から声をかけられて初めて
やっと応対するって感じ。


横並びで座っている受付係3人くらい
全員が毎回そうなので
この病院はこういう ドSスタイルなのだと理解した。

けれども、そんな彼女たちといざ話してみると
意外にも感じ良かったり丁寧だったりもして
そのツンデレさに驚いてしまう。



来院したものの
最初にどうしたらいいかわからず戸惑ったままだと
時間だけが無駄に過ぎてゆくので

われわれ患者は
ある程度のアグレッシブさが必要だ。


まったく視線を合わさない
お姉さまがたに話しかけるために(話しかけづれー!)
ほんの少しの勇気を出すなど

ちょっとしたメンタルトレーニングもできる
仕様なんだって考えてる。






普段、小売店でレジ打ちのアルバイトをしているわたしは
売り場に出ている社員が

「何かお探しですか?」

などと、探しものをしている様子のお客さんに
声をかけてるのを見ているため
ここの受付に違和感を覚えてしまったが

病院と店では違うだろうし
また、小さなクリニックと総合病院でも違うかもしれない。


でも、目の前で明らかに困ってる様子の患者には
「受付ですか?」とかって
声をかけたほうが、やっぱり親切だし
事がスムーズに運ぶ気もするんだけどな。



一方、仕事中のわたしも
商品知識がないという自信のなさから
お客さんへ声をかけるという積極性に欠ける自覚あり。

ただ、お客さんが
何か聞きたそうな雰囲気で近づいてきたら
目をしっかり見開いて

「いらっしゃいませ!」

って言葉の中に
話しかけてくれてOKだよ!っていう
ウェルカム感を醸し出すよう努めてはいる。


今の自分にできることは
それが精いっぱいだと思ってたけれど

この病院の受付スタイルを見ていたら
急激に患者(≒ 客)サイドの気持ちになっちゃって
あともう一歩、がんばってみようかなって思えた。

わたしの場合
わからなかったら他の社員に聞けばいいんだしさ!