ライフワークとしている
バッティングセンターに行く当日
うっかり寝坊した。


まるで仕事へ行くがごとく
乗る電車も店への到着時間も、きっちり決めているわたしは

今日は30分ほど遅刻だな(遅刻とかないけど)と思いながら
駅のホームで電車を待っていると



財布を忘れたことに気がついた。



ぐわーーーー!

けど電車乗っちゃう前でよかったー!

窓口で交通系ICカードから
駅の入場記録を取り消してもらい
家に引き返し

トータル1時間の遅刻で店に到着。



そんな1日の開幕で
早くも余計にスタミナを消費してしまったので
もう今日は絶対にがんばらないって決めた。

絶対に気合いを入れない。

絶対に力を抜く。

マシンから放たれる球をバットに当てることだけ
シンプルに考えることをせよ。



結果、いつもより少ないゲーム数で
打球がホームランボードに直撃すること2回





右打席110キロ設定・左打席130キロ設定から



コロナにかかって休んで
バッティングセンターに復帰してからの
初めてのホームランは
すごく嬉しかったのと同時に

こんな感じで心身ともに
力を抜いたほうがいいのかもと思った。

ってか、体力落ちすぎて
いまだに体に力が入ってくれない。



あとは結局、運のよさ。


へたで狙い打ちできない・
バットコントロールができないわたしは
打球の終着点に
たまたまホームランボードがあったに過ぎない。

ただそれだけなんだけど
運と確率と試行回数の暴力によってもぎ取った
ホームランの合図のサイレンは
精神的に大きな力をくれる。




久しぶりの血豆が
愛おしいと感じる日が来るなんて
思いもしなかったよ…