いつも通っているバッティングセンターで
久しぶりに新たな人と知り合った。
毎週のようにやってくる、若い女の子ふたり。
大学生かなって感じ。
彼女たちはいつも100キロくらいの
決まった打席で打ち続けてるから
わたしだって時にはその打席で打ちたく
順番待ちして
交代してくれるときに話しかけられた。
いつも来てますよねって。
野球経験のない、ど素人であること
もともと左利きだったから両打ちできることなど
聞かれることに答えてゆく中で
ひとつだけ、一瞬、躊躇した質問があった。
「どのくらい、ここに通ってるんですか?」
ぐぬぬ。
ためらいつつも、正直に10年と答えたけれど
10年でこのレベルかと思われるのが
恥ずかしいと思ったから。
だって彼女たちなんて、去年の冬ごろからかな
ここに来だしたのわりと最近なのに
確実にわたしよりもセンスがあって、フォームもきれい。
てっきりどこかの野球のチームメイト同士かと思ってたら
驚くことに、わたしと同じく野球やソフト経験がなく
ホームランボードに打球を当てることを目的としているという。
ふたりはきっと
わたしよりも20歳以上若いし上手いしで
その劣等感からくる躊躇ね。
そんな自分の心を守るために
「10年やっててこれですよ。」
って、自虐った。
わたしが勝手にそう考えてるだけで
話しかけてきてくれた
きっといい子であるその女の子は
そこまで深く何かを考えていないはず。
なのに、やだなぁ
こんな自分の自意識過剰度合い。
自分は自分、他人は他人なのにね。
っていうことに気づかせてくれた
JD(女子大生)バッターたちへ
JJ(熟女)バッターから
感謝の気持ちをここに述べたいと思います。