いつものように家を出て小走りしながら
ふと美容室のガラス戸に映った自分の姿で気がついた。
マスク忘れた。
勤務先はマスク必須のため
一瞬、家に戻ろうかと急に足を止めると
「うわああああああああああ」
うしろから叫び声。
わたしの背中に衝突寸前でギリよけた
自転車に乗った、おっちゃんだった。
ぎゃああああああすみません！！！
走ってたのをいきなり止まったわたしが
完全に悪いですから！！！
の、気持ちを込めて謝ったら
「あ、大丈夫？」
おっちゃん、振り返ってわたしの心配してくれた…
いい人…
この出来事によりタイムロス・
しかし確かロッカーに予備マスクを置いてた気がして
家には戻らず職場に向かう。
で、職場に到着してロッカーを開けると
マスクあったああああああああああああああああああyeah!!!!!!!
しかし喜んだのも束の間だった。
はッッ！！
そういやシャツがねえ！！！
家に忘れたああああああああああああああああああああああああ
制服のシャツ…
オワタ…
ただ今回は、品出し中の同僚にダメ元で声をかけたら
運良く予備シャツを持っていて借りられ、ホッとたものの
自分のだめさに激しく落胆した。
マスクを忘れ、制服も忘れ
オメー職場にいったい何しに来たんだって感じで。
やる気あんのかって感じで。
けれども、そんな情けなさとは裏腹に
同僚に借りたシャツの着心地が思いのほか良くて
とても快適に働くことができ
巡りめぐって良き一日となりました。
ちなみに、このように
制服シャツ（量販店などで自分で購入したもの）を忘れて
借りられる人も見つからなかった場合
勤務前に近くの店で探して購入するという、暗黙のルール。
当然、自腹です。
絶対に避けたい。
シャツ忘れんなよ！！！
