バッティングセンター通いをライフワークとしている

中年スイッチヒッターです。




そのバッティングセンターで、たまにあることなのだけど。


1打席25球を打ち終えて

すぐに打撃ケージから出ようと振り向くと

次に待っている人がドアを開けて

すでに入ってきちゃってる。


瞬間、キムタクがわたしに憑依する。



ちょ 待てよ!!!!!!!!!!



しかし実際には

驚きと怖さのあまり言えないんですが。




ふ、ふつーはね

打ち終わった者が先に出て

そのあとに次打者が入るものだと思うんだよね。


その時のわたしの感情を別の場面で例えるなら



エレベーターや電車で

降りようとしている人よりも先に

無理やり乗り込もうとしてくる人に対してのマナーの悪さと


敢えて大袈裟な表現を使いますが

用を足してトイレの個室から出ようと

ドアを開けるやいなや

こちらへ入って来ようとする人に対しての恐怖感を


同時に感じるようなもの。




バッティングセンターの打席は

前方が開(ひら)けており、横の仕切りもネットだし

トイレよりもかなり広いとはいえ

個室であることには変わりない。


そして、それをやるのは

たまたまかもしれないけれど全員が男性客。


打席の出入口ドアを塞ぐように立ちはだかられると

自分との距離も近く

正直言って恐怖と不快感を覚える。







久しぶりに、それをされた先日のこと。


その日わたしはイライラしていた。



このバッティングセンターに向かう電車内で

初めて痴漢と言ってもいい行為を目撃したのだ。


その行為が特殊で

詳細は長くなるので伏せます。



被害者の若い女性は男を睨みながら上手に逃れたが

この悪質な若い男のすぐそばに立っていたわたしは

被害女性とともに男を睨み


これ以上、他の女性に被害が及ばぬよう

その後、降車駅までの20分間

男の目を全力で睨み制し続けた。


そして決定的に何かあった時のために

スマホのカメラを立ち上げ

男の姿を撮影できるよう準備を整えるので精いっぱい。


駅に到着し電車を降りたあとも

わたしはこれで良かったのかと

男に声をかけるべきだったのかと自問自答し悩み

気分が悪くなってしまったのだった。




その最悪な気分を引きずって集中力を欠いた状態での

バッティングだったところに


冒頭で記した行為

打席ドア内に立ちはだかる男性客に

遭遇したのである。







もうね、嫌悪感しかなかったですね。


でもわたし

電車内でのことがあったから言えた。



「あなた(距離が)近いですから!!

今出るのでちょっと待ってください!!!」



今までもあった、こういった場面で

わたしは今回初めて

はっきりと自分の意思を相手に伝えられたのだ。


それ以降、その男性客は

こちらの打席内に入ってくるようなことはしなくなった。





恐怖や危険は

どこに潜んでいるかわからない。


わたしが中年だからって油断できないんだ。



しかし、この絶不調なメンタルで

打撃がまったく振るわない中、2ホームラン。


偶然とはいえ、この結果に

自分の気持ちがほんの少しだけ救われた。


それでも、いつもよりも

喜びの気持ちが少なかったことが

どこか心に闇を残しているのだと思う。




そして電車内での不審な男

マスクの上の顔は強く記憶したので

次に同じことをしているのを見かけたら

勇気を持って声をかけたいと思うが


できるだろうか。




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なお、途中で使用した画像は

お世話になっている福岡県北九州市の

三萩野バッティングセンターです。


いつもブログで画像を使用して良いと言ってくださっているため

使わせていただきました。




本記事での出来事はここではなく

いつも通っている

別のバッティングセンターです。←勿論こちらもお世話になってる