小売店で主にレジの仕事をしている

中年アルバイターです。




キャンペーン中などで

いつもより店内は圧倒的に盛り上がり

混雑した平日の、やっと落ち着いた夜


隣のレジに入っていた男性社員が

力なくつぶやいた。



「は〜、疲れた」



ですよね、混みましたもんね。



その後も彼は、繰り返し

「は〜疲れた」をつぶやくのだった。





この日の彼の様子を見ていて

なんとなく色々大変そうなのは感じており

本当に激疲れしたのだろう。


しかし、こう何度も疲れたと言われると

正直こちらも

どうしていいのかわからない。





そんなことがあって、わたしは


100年に一人の逸材・

プロレスラー棚橋弘至(45)のことを

思い浮かべたのである。






彼はわたしの数少ない

顔と名前が一致するレスラーのひとりで


数年前にプロレスとは関係ないテレビ番組で見かけて

『けっして諦めない』という心意気が好きになった。


もちろん見た目も好きだ。


プロレスにガチ無知のくせに

書き進めることをお許しください。




これは、以前にネットで

彼のことを調べていたときに知ったことなのだが

とあるきっかけから棚橋は

【疲れない】ことを公言している。




↑ご本人のTwitter(2018年のもの)から拝借しました。




疲れないから

たとえば挨拶のひとつとして


「お疲れさまです」


と声をかけられたとしても


「疲れてないです!」


って返すというエピソードを見た瞬間に

これの真偽の程はわからないけれど

わたしも【疲れる】のをやめようと思った。


といっても絶対はむりだし

「お疲れさま」の挨拶はするけれど

なるべく、そう心がけたいなって。




それ以来、人前で

「疲れた」と口にすることを控えている。


誰のためでもない、ただの棚橋リスペクト。



その成果が徐々に出てきているのか

最近では終業時に「お疲れさまです」と

こちらから挨拶すると


「あなた疲れてなさそうじゃん!」と

返してくる社員もいる。


もちろん嫌味な感じではない(と信じている)




や、わかってるんですよ。


メンタルのためにも


自分の気持ちを言葉に出すって大事

自分の気持ちを受け入れるって大事



けれども、わたしは勤務中に

棚橋の【疲れない】を意識するだけで

テンションが上がって

8時間を結構元気に乗り切れるため


これからも職場では引き続き、密かに

棚橋イズムでやっていくことにしている。





なお、ブログ記事ではうっかり

「疲れた」と口にする可能性がありますので

その際は、すみません。