改めて意識をして、自分の文章を読んでみると、

非常に多くの"あいまいな表現"を使用していることに

驚かされます。

 

 

・「が」という接続助詞を逆説でない部分にも使用している。

 

「が」という接続助詞は逆説のときに使用する。

ということは、「が」の前後で内容が逆転する。ということです。

 

『友人が美味しいと言っていたケーキだが、まろやかでフンワリしていた。』

 

「美味しい」という内容と、「まろやかでフンワリしていた」という内容は同じプラス評価なので、

この使い方はNGなのです。

 

・文末の「とか。」「かも。」や、「?だろう。」を多用する。

 

いずれも、文章のあいまいさや根拠のなさがうかがわれるため、

読み手に不安な印象を与えます。

 

ハッキリと断言することで生じるリスクを避けるために、

このような言い回しをすることもあります。

しかし明確なところはしっかりと断言して記述しましょう。

 

・「こと」「もの」は極力使わない

 

「こと」「もの」はいずれも便利な代名詞として、

頻繁に使用されます。

 

話言葉でも多用されるため、話言葉をそのまま文章化しているようなケースで

よく見られます。

 

キーボードで入力する場合、文字を書くよりも早いスピードで入力できますから、

その勢いで頭に浮かんだ文章を入力しているのかもしれませんね。

 

ともかく、「こと」「もの」には必ず適切な言葉があるはずです。

それを探すのが面倒なので、「こと」「もの」で代用しているというわけですね。

 

このように、気を抜くとあいまいになってしまいやすい表現が、

沢山あります。

 

少し意識をしてみるだけで、かなり明確でスッキリとした印象の文章になります。

読点(、)を打つ正しいルールってご存知ですか?

 

私は知りませんでした。感覚で打っていました。

 

しかし、当然のことながら、

読点をうつべき場所というのはルールがありました。

 

そもそも、読点の最大の役割とは、

 

「関係の深い語句同士をまとめ、関係の浅い語句を切り離す」

 

ものなのです。

 

主なものとしては、

 

・文章の中で主語、述語を区別する。

・並列の文章を並べる。

・対比表現が含まれる文章で逆説的な助詞がはさまる部分に打って、対比を強調する。

・ひらがなが続いて読みにくい部分に打つ。

・日付や、「今朝」など時を表す表現の後に打つ。

 

などです。

区切る部分で使用するという意識は感覚的にありましたが、文章の構造の区別を

はっきりとさせるために使うということは理解していませんでした。

 

決して、「息継ぎの個所に読点を打つ」のではありません。

 

(参考文献:「伝わる!文章力が身につく本 」)

文章の作成に関して記事を書くということで、

日本語の書き方の本を読み返してみると、

基本的なこともおろそかになっていることに気づかされます。

 

まず、心あたりがあったのは、

主語があいまいなまま記述している。

という点です。

 

文章を記述することは、話し言葉をそのまま書きとめることでは

ありません。

実はこの意識も抜けていて、

ただ誰かに話すように文章を記述していました。

 

話し言葉の場合は、

自分と相手との間に暗黙の了解のような共通認識があったり、

同じ時間・空間を共有することで何となく伝わっている。

ということがあります。

 

実際は、真意が適切に伝わっているか解りませんが、

いちいち話を止めて確認していてはお互いに嫌になてしまうので、

流れにまかせて話を続けますね。

 

しかし、文章になると、基本的には誰がいつ読むのかわかりません。

あいまいな部分をのこしていると、好き勝手に解釈されても文句は言えません。

 

これがビジネス文書や契約書などであれば、責任の所在が不明となり、

もめることになります。

 

主語ってとっても大事なはずなんですが、

言わなくてもわかるだろうという思惑からか、

それとも責任をハッキリさせたくないためか、

明確にすることを忘れてしまいがちです。

 

しかし、それは文章として無責任となってしまうことを

肝に銘じなくてはなりませんね。

良い文章には、以下の基本原則があてはまります。

 

・正確であること

・明確であること

・簡潔であること

・品位があること

 

その文章を読む人は、その情報に価値を感じ、

吸収するために読みます。

その情報に価値がないと判断されれば、読むのを辞めるでしょう。

 

上記原則を守るために必要なことが、

文章の推敲と校正です。

 

文章を人に読んでもらうのならば、

責任をもって原則を守るように仕上げましょう。

 

文章の内容については、昔から言われている通り、

5W1H(What, When, Where, Who, Why, How)を常に意識し、

この部分があいまいにならないように注意しましょう。

 

主語・述語・目的語などの基本的な日本語の使い方をもう一度

復習することもオススメです。

 

意外に誤って使用されている日本語は意外に多いですので、

言葉使いに関しても自信を持てるようにしましょう。

 

文章を進めていくにあたっては、

「起承転結」という言葉があるように、

必ず、導入(前書き)→本論→結論と脈絡が続くように

記述するようにします。

 

ただし、文章の構成によっては、本論の前に結論を持ってくる場合もあるでしょう。

一貫して話の流れが妨げられないように意識することが大切です。

 

文章を書き始める前に、

一度文章の構成を組み立ててから、

今まで述べた注意点を守って文章を書くことで、

読み手に伝わる文章となるでしょう。

「ブログ」と言えば、インターネット上に公開される
日記と位置付けされるのではないでしょうか。

 

個人が、日常で起きた出来事や感じたことなどを書きつづり、
それを配信し、それを読んだ人からコメントをもらったり、
そのコメントに返信したりします。

 

ブログは広く普及していて、多くの人が利用しています。

 

それは、ホームページとは全く別の物と考える人も、
多くいると思いますが、ブログはホームページの一つの形であり、
ホームページに分類されるものです。

 

ホームページにいろいろ便利な機能、パーツがついていて、
それを組み合わせているサイトになります。

 

このブログは、個人の情報発信、日記を書くためのものではなく、
ビジネス用ホームページにも利用できるのです。

 

ブログで作成するホームページは、
ホームページを作成するための特別な知識が必要ありません。
簡単な文字入力とパソコン操作さえできれば作成できるのです。

 

ですから、長い時間を費やして自分で作成したり、
費用をかけてホームページ作成会社に依頼することなく、
簡単にビジネス用ホームページが作成できます。

 

ブログには「個人向け」のものと、「商用向け」のものがあります。
「個人向け」のブログでは、ビジネス用ホームページに必要不可欠である、
資料請求や、問い合わせフォーム、商品購入ページなどが、
作成できません。

 

「商用向け」のブログでは、こうしたフォーム機能が用意されているうえに
ブログデザインも商用のものが用意されています。

 

ブログサービスを利用すれば、一から苦労して作成しなくても、
充分なビジネス用ホームページが作成できます。

 

ブログサービスを利用して簡単に作成しても、
やはり重要となってくるのはウェブライティングです。

ビジネス用ホームページの作成に必要な作業を終え、
ファイルの作成が完了したら、実際にインターネット上に公開します。

 

全てのページ、コンテンツが完成していなくても、
公開することは可能ですので、ある程度出来上がったら、
とりあえず公開してみて、
インターネット上でそのホームページを見て確認しながら、
仕上げをしたり、修正したり、
ページや内容の追加を行う事もできます。

 

作成したファイルをサーバーに転送すると、
ホームページが公開されて、確認することができます。

 

実際にインターネット上で確認してみて、
誤字や脱字、不適切な表現などを見つけたら、
すぐに修正していきます。
不足している情報がないかどうかも確認していきましょう。

 

特に、ビジネス用ホームページでは、
その商品説明や注意事項、価格、数量などに誤りがあっては、
後に大問題につながることがあるので、
入念なチェックが必要です。

 

また、違法性がないかどうかの確認も重要ですね。

 

ウェブライティングによって、集客と信頼が得られていても、
それらのミスによって、大きな信頼を失う事になりかねませんから。

 

確認を終えて、ホームページ完成後にも、
商品の内容や料金が変更した時や、販売の終了、
アピールしたいことなどが変更した時には、
すぐに更新が必要になります。

ビジネス用ホームページでは、そのホームページの読み手を
特に惹きつけたいページというものがあると思います。

 

売れるビジネス用ホームページで最も重要なのは、
もちろんウェブライティングなのですが、
そのホームページで集客するための一因とるものに、
ページの構築があるのです。

 

ウェブライティングに力を入れて、
惹きつけられる内容が書かれているページでも、
カテゴリ分けをして、各階層に配置して行った結果、
その重要なページが他のページに埋もれてしまった。
そうして、目立たなくなってしまっては、
せっかくのウェブライティングが台無しになってしまいます。

 

そのような場合には、そのページへ誘導するように、
他のページでリンクを設置するのです。
文章中に、「・・・・はこちらへ→【リンク】」や、
サイドスペースへのリンクも有効的です。

 

また、トップページのすぐ下の階層に、
重要なページだけをまとめたページをつくり、
そこへ配置しておくと、アクセスしやすくなります。
重要なページだけは、通常配置してある場所とは別に、
もう一つ目立つ場所に配置するという方法になります。

ビジネス用ホームページのウェブライティングでは、
まず読み手に呼んでもらう事、
そしてその後に「購入」や「問い合わせ」「質問」「申し込み」などの
行動を起こしてもらうことが最終目的です。

 

各ページ内の文章では、
まず読まれる文章であることが必要です。

 

そのためには、読み手が欲しい情報を載せること、
そして、読み手がその内容をもっと知りたい、
と思うような文章にします。

 

情報ページのように、事実の全てを詳しく載せるのではなく、
求められている情報を載せることが、
ビジネス用ホームページのウェブらいてングでは必要なのです。

 

そして、文章を詳しく長く書いていると、
呼んでいる方も飽きてきてしまいます。
難しい言葉や漢字が使われている文章も、
呼んでいて疲れるし、読むのが嫌になってしまいますね。

 

ダラダラと読ませるよりも、強弱をつけたり、
途中で区切った方が読み手に強い印象を与えます。

 

簡単に、簡潔に書くことが必要です。
それには、必要な内容を箇条書きで書くことも、
読まれやすい文章の一つと言えます。
また、区切りを多く入れることもポイントの一つです。

 

大事なこと、印象付けたいキーワードは、
色を変えたり、太字にするなどのアクセントをいれます。

各ページを作成する前に、まずはそのビジネス用ホームページで
何を伝えたいのかを大まかに決めます。
伝えたいことを羅列するなどして、挙げて行くのです。
この作業を行う事によって、ページ分けが簡単にでき、
各ページの内容にまとまりが出ます。

 

伝えたい項目を、いくつかのグループに分けて、
階層を作って行きます。
同じページに含められるような項目は、
まとめてしまいます。

 

そうして、できたグループにタイトルをつけて、
それぞれのページを作成していきます。
ここでウェブライティングの作業に入りますが、
最初は文章の美しさ、素晴らしい文章を書くことは考えなくてもいいのです。

 

そのページで伝えたいことを、
惹きつける、読まれる文章にして書くことが、
ウェブライティングでは重要です。

 

殆どの人が、ページのタイトルと文章の最初から読み始めるでしょう。
ですから、まずはいかに魅力あるタイトルをつけるか、
そして出だしの文章で、惹きつけられるかどうかが決まると言っても、
過言ではないのです。

 

いくら美しい文章でも、読み手を惹きつけることができなければ、
その文章はウェブライティングとしてはふさわしくありません。

 

惹きつけるタイトルと文章を頭にもってきておいて、
詳しい説明は、その後にくっつけるといいでしょう。

ビジネス用のホームページを作成するのに、
ウェブライティングは欠かせないものですが、
文章の前に目に付くものは、そのページのデザインではないでしょうか。

 

同じ文章が入っていても、
デザインが違うだけでガラッと違う印象のホームページになります。

 

せっかくのウェブライティングをもってしても、
そのデザインによって、読まれやすいものと読まれにくいものがでてきます。
ですから、デザイン選びも慎重に行う必要があるのです。

 

まず、ただ文字だけを羅列したページは、
非常に読みにくいし、イメージも伝わりにくいものになります。
そのホームページの内容に合った画像や写真が載せられていた方が、
見やすくて好印象を与え、文章が読まれやすいサイトと言えるでしょう。

 

画像や写真の他にも、文字の大きさや太さ、
色使い、レイアウト、などでも印象を変えることができます。
それらを用いて、個人のホームページやブログに使われる様なデザインとは違う、
ビジネス用のホームページを作成します。

 

ビジネス用ホームページでは、
信頼を得ることが必要ですが、
それには関係のない会社の広告などが入っていないことが望ましいでしょう。

 

そして、サイト上にオリジナルのロゴやオリジナルデザインが入っていることで、
信頼を高めることができるのです。