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どうする家康あらすじ 28回「本能寺の変」
第28回画像あらすじはここから
どうする家康のあらすじ第27話で、信長(岡田准一)が本能寺にいる頃、家康(松本潤)は堺に滞在していました。
どうする家康の第28話のあらすじは、堺の商人・津田宗及らと会うところからスタートします。
信長(岡田准一)が本能寺へ入ったという知らせを受け、家康(松本潤)は堺へ向かう。
堺の商人たちと手を結び、家康は信長を討った後の体制も盤石に整えていた。
だが、そこにお市(北川景子)が現れる。市から、あることを聞かされ、家康は戸惑う。
信長を討つなら今夜しかない――家康は、一世一代の決断を迫られる。
そして迎えた夜明け、本能寺は何者かの襲撃を受け、炎に包まれ……。
第28回文言あらすじはここから
堺は、南蛮船が行き来する日本で最大の貿易都市でした。この地で、家康は多くの人たちと親交を深めていました。
この日は、津田宗及の屋敷に行き、堺代官の松井友閑や茶人と一緒に茶の湯を楽しんでいました。いずれも天下に名だたる茶人たちでした。
酒井忠次(大森南朋)たち家臣は、離れたところでその様子を見ていました。津田や今井宗久らと親しくなれば人、金、物、鉄砲を手に入れることができる。
徳川家康
次は、今井宗久殿と会い鉄砲購入の算段をせねばならん。
家康が家臣たちとそのような話をしていると、お市(北川景子)と会いました。
お市
家康殿がこちらに来ていると聞き、そぞろ歩いておりました。
家康の宿で、二人は久しぶりに語り合いました。
徳川家康
お市殿は今どのようになされておるのですか。織田信忠殿がおられる岐阜城におるとうかがっていますが?
お市
3人の娘の見聞を広めるために、堺にでてまいりました。本当は、私が遊びたくてこちらに。
お市と家康は、最後に会ってから10年以上経過していました。それでも、お市の美しさは変わりありませんでした。
お市は、浅井長政(大貫勇輔)が亡くなって以降、再婚せずに子どもを育てながら暮らしていました。家康も再婚をする気がないことを知ると、お市は寂しそうな顔をしました。
お市
兄を恨んでおいででしょう。
徳川家康
とんでもない。
お市
私は、兄を恨んでおります。ただ、兄ほど恨まれておる人もおられますまい。でも、あなた様は安泰です。兄はあなた様には絶対に手をださないから。兄と家康殿は唯一の友だからです。
徳川家康
まさか。
お市
やはり伝わってない。本当に哀れなことです。兄は、みなから恐れられ、心を許すたった一人の友にもうらまれておられる。あれほど、孤独で哀れな人はいない。
家康は考えてもみなかったことばかりお市が話すものなので、どう答えてよいのかわからなくなっていました。
お市
兄は、いずれ誰かに討たれるのであれば、家康殿に討たれたいと思ってるはずです。自分が失ったものを持ち続ける家康殿がうらやましいのです。
お市は、家康の心を揺さぶって帰りました。
徳川家康
知ったことか?何が友じゃ。わしの気持ちは変わらんぞ。
家康は、庭で自分に言い聞かすように言いました。
そして、家康たち一行が京に向かおうとしたときです。本能寺で信長が死んだことが家康に伝わります。信長を討ったのは、明智光秀です。
しかし、その話を家康にもってきた茶屋四郎次郎(中村勘九郎)にも確かなことはわかりませんでした。
茶屋四郎次郎
殿、お逃げください。殿は、狙われております。
家康の首をとるように、明智光秀から号令がでているというのです。安土城の一件で、家康は明智光秀に恨まれていたのです。
酒井忠次
明智の兵、名をあげたい浪人、褒美目当ての百姓、四方敵だらけです。殿、いかがなさる?
徳川家康
これより山を越えて、三河に帰る。軍勢を整えて、上様の仇をうつ。一同、三河まで走りぬくぞ。
50人の兵をしたがえ、家康は山中を必死に走ります。その脳裏には、信長との思い出が浮かびあがりました。兎は狼にいたぶられるばかりで、楽しかった記憶などなにもない。
そこに、落ち武者狩りがやってきて家康を狩ろうとします。戦いながら家康は考えていました。弱く臆病な自分がここまで生き延びているのは信長がいたからこそ。
徳川家康
みなの衆、誰も死ぬな。生き延びるぞ。
酒井忠次
おお!
家康たちは落ち武者を倒して、再び走り出しました。
どうする家康第28回はここまで。
第29回に続きます。
大河ドラマ「どうする家康」 (@nhk_ieyasu) / Twitter
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信長の遺体は本能寺で焼けてなくなったわけではない