鎌倉殿の13人45回【八幡宮の階段】あらすじ
鎌倉殿の13人人気がなくなりましたね。ブログの更新が少ない。
運命の子・公暁
二代鎌倉殿・源頼家を父として正治2年(1200)に誕生した公暁。元久2年(1205)12月2日、政子は公暁を鶴岡八幡宮の二代別当・尊暁のもとへ入室させ、門弟としました。鶴岡八幡宮は源氏の氏神を祀る社です。いずれ頼家の遺児に別当を継がせ、そのもとで亡き夫・頼朝の遺産である鶴岡八幡宮を発展させようと考えていたのかもしれません。その後、公暁は建暦元年(1211)9月15日に鶴岡八幡宮の三代別当・定暁のもとで落飾し、園城寺に上って僧侶としての修行を積みます。そして、定暁が死去すると、建保5年(1217)6月20日に鎌倉に下り、鶴岡八幡宮の四代別当となりました。
ところが、公暁は同年10月11日から千日の参籠を開始し、髪を剃ることなく、人々が怪しむほどの祈祷を始めました。僧侶として修行を積んだ公暁には、調伏という武器があります。そして、髪を剃らなかったのは、還俗するための準備だったと考えられます。公暁はそれほど、鎌倉殿への強い執念を抱いていました。
かくして建保7年(1219)1月27日、日本中を震撼させる運命の日がやってきました。
あらすじ
京から大納言ら公卿を招き、鶴岡八幡宮で盛大に執り行われる源実朝(柿澤勇人)の右大臣拝賀式。泰時(坂口健太郎)が警固をする中、公暁(寛一郎)は門弟と共に木の陰に潜んでいた。
御家人たちに交じり、状況を静観する三浦義村(山本耕史)。
今後の鎌倉と自身の命運を賭し、儀式を見守る義時(小栗旬)と時房(瀬戸康史)。
式を終えて楼門から出てきた実朝を公卿と源仲章(生田斗真)が迎えて整列すると、牡丹雪が降り積もる中…
鎌倉殿の13人第45回終わり。
第46回に続きます。