鎌倉殿の13人41回 【義盛、お前に罪はない】
引き金となった泉親衡の乱
北条と和田との間で確執が深まる中、建暦3年(1213)に事件が起きました。『吾妻鏡』2月16日条によると、信濃の武士・泉親平(親衡)が源頼家の遺児(のちの栄実)を将軍とし、北条義時を殺害することを計画。未然に発覚してこの計画は防がれましたが、およそ百三十人もの御家人が関与していたのです。信濃は頼家の乳母夫・比企能員が勢力を及ぼしていた土地でした。
衝撃的だったのは、捕縛者の中に幕府の侍所別当を務める和田義盛の息子の義直・義重と、甥の胤長が含まれていたことです。義盛が源実朝へ直訴を行い、息子二人はただちに赦免されました。しかし、首謀者のひとりであった甥の胤長は許されず、一族九十八人が列座する前で後ろ手に縛り上げられて歩かされたのちに流罪となります。これは、裁定に乗じた北条義時の義盛への挑発でした。恥辱を受けた義盛らはこれを境に御所への出仕をやめてしまいます。そして、その後も義時から執拗に挑発され続けた和田氏は、同年5月2日、ついに義時打倒のため挙兵しました。
ちなみに、泉親衡については史料がほとんどなく、逃亡後の消息はわかっていません。
10月30日放送予定の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の第41話のあらすじです。
前回の40話では、和田義盛を挑発する北条義時とそれを止めたい源実朝・北条政子の奔走が描かれました。
実朝・政子の尽力で和田義盛・北条義時は互いに衝突を回避しようと動きますが、「和田義盛が北条の罠にはまった」と早とちりした和田一族の動きで事態が急変していきます。
41話はその続きから始まります。
あらすじ
鎌倉を守るために大江広元(栗原英雄)とも共謀し、反北条の旗頭となった和田義盛(横田栄司)の転落をもくろむ義時(小栗旬)。
由比ヶ浜にて。巴(秋元才加)に「心配そうな顔をするな」と告げる義盛戦を回避するべく源実朝(柿澤勇人)と政子(小池栄子)が奔走する中、三浦義村(山本耕史)、八田知家(市原隼人)ら有力御家人は、義盛の陣営に集い情勢を見定めていた。
そんな中、父・義盛の安否を心配する朝比奈義秀(栄信)らが打倒北条を目指して決起。一方、失意に暮れる泰時(坂口健太郎)は…
「我こそは忠臣・和田義盛の妻・巴なるぞ!」
巴御前 = 秋元才加さん 有難うございました。
巴御前のナギナタ振りを又みたいものですが、人物相関図には42回からは巴御前も和田一族も消されている。
和田義盛 = 横田栄司さん 有難うございました。
第41回「義盛、お前に罪はない」をご覧いただきありがとうございました。
— 2022年 大河ドラマ「鎌倉殿の13人」 (@nhk_kamakura13) October 30, 2022
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※配信期限 : 11/6(日) 午後8:44 まで
※要ログイン#鎌倉殿の13人#横田栄司 pic.twitter.com/Oly5l0FRlV
第41回終わり。
第42回に続きます。
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