残念ながら、悲しいお知らせです。
嫌な方は、スルーしてください。
自分の心を整理するためにも
ブログに綴っておきます。
今日、6月10日に
真っ白いセキセイインコの
いとちゃんが亡くなりました。
時系列で記すと、
5月半ば過ぎてから
お腹が膨らんできて、
今回も発情して
卵を生んでしまうのだろうと
予想していました。
いとは頻繁に卵を産むことを
繰り返してしまい、
これは、日照時間や栄養の関係など
私の責任です。
今回もそうなってしまったと思って
気にかけていたところ
お腹の腫れ具合が日に日にひどくなり。
早めに寝かせるようにしたりして
卵が早く生まれてくれないか…
そんな日々を過ごしました。
それでも改善されず、
いとちゃんの日常の動きが鈍くなり
ご飯もそんなに食べていない。
羽を膨らませて丸っこくなっている。
昼間でも首を背中に回して
眠るようになりました。
いつもと違うと感じたので
鳥専門の病院へ。
先生には、触診で
卵にすることができなかった
ものたちが詰まっているかもしれない。
腹水も溜まっている。
そして、メガバクテリアがいるとの診断で
まずお注射。
念のための入院をするか
お薬で自宅で様子を見るかとのことで
飲み薬を処方してもらい
つれて帰りました。
以前、手術を受けて
亡くなってしまったきぃちゃんの
ことがあったので
入院させるのがとても恐かったです。
自宅で翌日は、黄色い塊のようなものが
フンと一緒に出ている時があって
お薬が効いていると感じていました。
お薬でお腹の中に溜まったものが
解消するように祈っていました。
でもさらに翌日、さらにしんどそう。
家を長時間空けることもあるので
入院を選択し、5月30日に
病院に預けました。
連れて行くレンタカーの中で
いとが一緒にYouTubeに出てくれた
動画の歌を歌ったり、
元気になって帰ってくるんだよ、
お迎えに行くからねと
声をかけたりしました。
その夜、検査や状況から
やはり卵がお腹の中で詰まっている。
手術しかない、体力が落ちてしまう前に。
そう連絡が来て
5月31日の午前中に、
手術の書類を書きに病院へ。
その時会えたいとちゃんは
やっぱり膨らんでいて、しんどそう。
目もチラッと見るために開けるくらい。
プラスチック越しに
私の手に少しだけ威嚇しました。
ずっとずっと、元気で帰ってきてくれることを
祈っていました。
その日の夜に、卵を取り除くことと
卵管摘出の手術が行われて
無事成功して、脈も意識も
しっかりしていると連絡が入りました。
大きな山は越えてくれたと伝えられ
ひとまず安心しました。
毎日、入院している様子を
電話で教えてもらうのですが
自分からご飯を食べていないそうで
強制給餌を受けている。
必要な注射もしていると。
入院のときの体重が42グラム。
術後32グラム。
その翌日には27グラム。
その次は、25グラム。
不安で、インターネットを
検索しまくって
似たような話がないかとか
いろいろ調べました。
今となればこの時より先に
もっとちゃんと勉強して、
気をつけて育ててあげればよかった。
体重が25グラムをきると、
お薬も効果がなくなってしまい
本当に危ないというどこかのページをみて
心配でたまりませんでした。
でも、あるサイトでは
「心配は呪いになってしまう。
最悪のことを考えて心配をするのはいけない。
必ず大丈夫と信じることが大切」
と書いてありました。
その記事を見てから、
最悪の事態を考えてしまいそうなときには
「フレ!フレ!いとちゃん!
がんばれいとちゃん!」と
つぶやいて信じていました。
6月3日、面会に行くと、
もうろうとしたいとちゃんでした。
プラスチック越しに、私の手に
弱々しくアタック。
ヒナの時に一緒にカゴに入れていた
「すがもん」の小さなぬいぐるみを
見せましたが、反応なし。
食欲と体力が戻ってくれれば…
といったところでした。
6月6日、いつもの様子伺いの電話では
自分から少しご飯を食べているとの事。
涙が出るほど嬉しかったです。
6月7日、強制給餌を戻してしまったと。
右足が少し痛そうとのこと。
6月8日、自分で少しご飯が食べれた。
毛づくろいをする様子もある。
体重が26グラム!
6月9日、自分でご飯を食べようとしている。
強制給餌を半分近く戻してしまった。
でも体重は27グラム!
大丈夫だ!大丈夫!
その調子で来週には
お家に帰ってきてくれるかな。
「待っているよ」と伝えるために
6月10日、11時に面会に行く予定でした。
朝、病院から連絡があり
嫌な予感しかしませんでした。
8時50分、いとちゃんが
息を引き取りましたと。
しっかりしなきゃいけない。
でも無理だ。
しっかりしなきゃいけない、
早く迎えに行かなきゃ。
面会の予約が、悲しいお迎えに
なってしまいました。
いとちゃんは、寸前まで
毛づくろいをしたり
頑張っていたそうです。
でも、大きな手術の後で
食欲不振だったのか
メガバクテリアの治療が
うまくいかなかったのか。
お腹の動きが悪かったので
栄養が吸収できず、
心臓がもたなかったと。
静かに帰ってきた
いとちゃんは、面会の時に
流動食まみれだった顔とは違い
病院で、きれいにしていただいたようで
白くてふわふわでした。
体重24グラム。
お腹の腫れは無くなっていたけれど
体が骨と皮でガリガリでした。
本当に栄養が吸収できていなかったんだ。
それでも生きようとしたんだ。
喪失感で悲しさが爆発する時、
冷静に実感がない時…
今、そんな波の中です。
後悔も数え切れないけれど、
ごめんねよりもありがとうを多く
見送ってあげたいと思います。
こんなに小さい体なのに
大変な手術やたくさんの注射を
がんばって耐えて
生きようとしてくれたこと
私も見習います。
今はとにかく悲しいです。
今夜は、お家に帰ってきた
いとちゃんとゆっくりお話して
明日、火葬のために
ペット霊園に連れて行きます。
長くなりましたが、
生きた心地がしなかった
この数日間を
ここに記すことで
いとちゃんがしっかり
生きてくれたことが自分で整理できました。
悲しい思いを共有させてしまい
ごめんなさい。
いとがくれた、優しさと幸せを
これからも大事にしながら
大事に過ごして行きます。
いと、これからもずっとずっと
大事だよ!大好きだよ!
5年間、一緒にいてくれてありがとう!
大事な映像になりました。