3日にブスト・アルシーツィオで行われた4部のプロ・パトリアとミランの親善試合が、人種差別的チャントによって中止となったイタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によると、人種差別的な野次によって試合が中止となったのは初めてという
報道によると、プロ・パトリアの一部のファンは、MFウルビー・エマヌエルソン、MFケヴィン=プリンス・ボアテング、FWエムバイェ・ニアン、MFサリー・ムンタリといった有色人種選手に対して人種差別的チャントが飛ばしていたという
ミラン側は再三にわたってチャントをやめるようにうながし、マッシミリアーノ・アッレグリ監督らは試合の中断を求めたそうだだが、主審は介入せず、チャントが止まらないことで、ボアテングが激怒26分、プレーを止めて野次を続けるスタンドに向けてボールを蹴り、ユニフォームを脱いでピッチを後にした
これを受け、ミランの面々 ITmediaでも何度か紹介している、ヒーロー系二足歩行ロボットのキングカイザーですが、日韓のテレビに出演し、ゲームにも登場していたのはご存じでしょうか?
まずは9月12日に放送された、NHK「大!天才てれびくん」です放送局に確認したところ残念ながら再放送、NHKオンデマンドでの配信予定はないそうですが、放送技術研究所のコーナーに登場し、主任、ふかわりょうさんをはじめとした出演者の前でパフォーマンスを披露しましたこの回のテーマは「無線操縦」ということで、キングカイザーも参加した「RoboGames2012」の映像も紹介されました
まずキングカイザーを紹介する映像が流れ、実際にキングカイザーが出演者の前に登場、ホビーロボット競技会に出場する本格的な二足歩行ロボットを目にしたことがなかったふかわさんたちがその動きとパワーに驚いたところで、出演者の一人である島田太一君が操縦体験してみるという内容でした
出演者の子供たちが「スゴイ!」「カッコイイ!!」を興奮気味に連呼し、撮影時間の都合で操縦体験できなかった子が「操縦したかった……」と心底残念そうにしていたのが印象的でした
さて次に9月29日に韓国SBS放送で放送された「スターキング」です撮影は、韓国のスタジオで行われました収録は丸氏と三男の飛夢馬君が現地におもむき、キングカイザーと飛夢馬君のダンス、丸氏による人間の体の動きをトレースして操縦するマスタースレイブシステムの実演、韓国のアイドルによる操縦体験、映画「リアルスティール」を彷彿させるリングのようなセットで韓国のお笑い芸人とボクシング対決、そして最後にこちらでも紹介した瓦割りという盛りだくさんのプログラムで、韓国の皆さんを大いに楽しませたそうです
そして、9月18日に放送されたフジテレビの「めざましテレビ」にも出演マスタースレイブシステムでキングカイザーを操縦しながら竹内友佳アナウンサーが登場し、キングカイザーと竹内アナが握手した後、瓦割りのデモンストレーションをしました筆者は丸氏から、キングカイザーを囲んで記念撮影した竹内アナと飛夢馬君の3ショット画像を見せてもらったのですが、フジテレビジョンに確認したところ、アナウンサーの画像、映像の使用に関して社内の厳しい運用基準があるとのことで残念ながら掲載不可でした
テレビだけではありません実はゲーム「ロボティクス・ノーツ」にも主人公たちに立ちはだかるライバル、デビルストロンガーとして、キングカイザーをモデルとしたロボットが登場していますちなみにキングカイザーをモデルとしたロボット登場の経緯は、ゲームの開発関係者がロボット競技会の映像などでキングカイザーの活躍を目にし、「ぜひ登場させたい」と思ったというものだそうです10月から放送中のアニメ版「ロボティクス・ノーツ」でも、その姿を見ることができます
●メディア出演の意味
しかし、ホビーの二足歩行ロボットビルダーにとって、ロボットの競技会「ROBO-ONE」の準備でいくら時間があっても足りないという時期に「なぜテレビ収録に応じたのか?」を丸氏に確認したところ、「ホビーロボットの素晴らしさを、なるべく多くの人に知ってもらいたかったから」という答えでした
また、連日尖閣諸島問題の報道がなされる状況で「なぜ韓国でのテレビ収録に応じたのか?」も確認したところ、「ホビーロボットに国境なし!」という答えが返ってきましたキングカイザーのパフォーマンスに驚愕し、拍手する観客の姿は日本でも、アメリカでも変わらず、それは韓国でも変わらなかったそうです
また解説を担当していた韓国のロボット工学の専門家も「キングカイザーを最初に見たとき企業や大学の研究チームのように何人かのチームで開発されたものだと思ったこれを個人が作り上げたとは驚きだ技術力うんぬんでなく親の子供に対する愛情のようなものが作り上げたのだろう」と評価したということも、それを証明しているのではないでしょうか
すごいものはすごい見たことのない想像を超えた性能を持つロボットは素直に賞賛するそういった人間の本質的な部分はどの国の人も変わらないし、どこの国の人が作ったからといったことは些末なことであるそう感じさせてくれるポテンシャルがキングカイザーにはあるのかもしれませんは試合の中断を決断アッレグリ監督は会見で、次のように話している
「残念だし、苦々しく思っているだが、我々の選手たちだけではなく、あらゆる(有色人種の)選手に対する敬意として、中止は正しい決定だったと思うこんな野蛮な振る舞いはやめなければいけないイタリアのような国は、もっと良くならなければならないと思うもっと教養のある、もう少し賢い国にならなければ」
「ほかのサポーターたちに対して特に申し訳なく思う楽しい一日を過ごすためにスタジアムへ来ていた家族たちにねプロ・パトリアと彼らの選手たちにも申し訳ないだが、こうするしかなかったこのシグナルが後に続くことを願う
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