中国の楽器「揚琴」のコンサートへ行って来ました。
会場は定期的にコンサートの催しがある、横浜のイギリス館。
写真は建物の外観です。
演奏者は石磊(シーレイ)
さん
以前 ご一緒させて頂いたコンサートの記事→こちら
揚琴を見たことはありますか?
私は彼に出会って初めて見て、そして聞きました。癒される音…。
ピアノ線みたいなのが横にわ~っと沢山張ってあって、それをバチでロトトトっと叩くのです。
あ…、わからない?
では写真を。↓
飾り彫刻も美しい。
バチは(たぶん)竹で出来ていて、細く、しなります。
反動もうまく利用して、バチの早業もあり!
バチには表と裏があり、一方はゴムになっています。
叩く面の素材の違いで音も変わる。
バイオリンで言ったら、「アルコ」と「コルレーニョ」みたいな感じかしら。
いや、あのバチは「コルレーニョ」なんかより、もっといい音出てましたわ;
さて、彼の音を客席から聞くのは初めて。
会場がお部屋タイプなので、マイクを使わず最高の生音♪
揚琴の生音♪
しかし…
何かがもの足りない。
彼は相変わらずイケメンだというのに、何が足りないというのだ!
何が…
…距離だあ。
いつも、揚琴の音を聞く時は1m~3mの距離で聞いていた。
同じ舞台の上から。
その音質の違いだった。
今までなんと贅沢だったんだ…!
なんてわがままな耳なんだ…!
今まで共演させて頂いた機会、すべての関係者の方に感謝いたします。
私たちのライブでもおんなじ事カニ?
CDと生のライブが違うように
客席で聞くオーケストラと オケの中で聞くオーケストラも違う。
客席で聞くキサスタンゴと、キサスタンゴの中で聞くタンゴも違う…。
ぬぬぬ…
「キサスタンゴの中でタンゴを聞いてみよう♪」なんてツアーがあったら…ぐふ( ̄▽ ̄)
それはなかなか企画倒れになるのでしょうが、
非常に近い距離で生演奏を聞く事の素晴らしさを ひさしぶりに実感しました。
また何かのコンサートに行こう。
出来れば、恥ずかしいくらいの近距離で聞けるライブ。
少しの勇気がひつよう…(*´∇`*)
ではでは
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