妊娠に気付かない人達について考えてみた | 韓国で医師やってます

韓国で医師やってます

日本生まれ、日本育ちの私が、韓国で医学部に入学&卒業!現在は韓国の大学病院で産婦人科教授をしています^^
医大卒業後、非医療人の韓国人夫と結婚し、今では2児(息子•娘)の母です♡
ブログでは韓国での大学•病院生活、結婚•育児生活、趣味のアニメについて綴っています^^

20代の頃もヒールハイヒールを履かなかった私は
いつもロックポートの靴ばかり履いてます...が!!
久々に気に入ったローファーを見つけて衝動買いをしてしまいましたチュールンルン
鍵の飾りが付いていてとても可愛いですカギ
(私が履いてて全然栄えませんが笑い泣き)
そして新しい靴を履いて昨日から病院に復帰しました笑い泣き
という事で久々の病院関連の投稿です病院
 
顔を見るなり1年生の後輩が
「先生~えーんえーん とてもしんどい1ヶ月でしたドクロ
先生が戻ってくる日を毎日数えながら待ってましたえーん
と言われ胸がジーンショボーン恋の矢
この1ヶ月の間に赤ちゃんを1人で受け取らなければいけない状況が2回もあったらしく
短い間に急成長した様子でした。
どちらのケースも妊娠に気付かなかった未婚の20代で
到着早々行った内診が子宮口全開で
教授に連絡する暇もなく赤ちゃんが自然に押し出される様に産まれたそうですガーン
いくら気付かなかったからと言っても
相当痛かったであろうに... 
よくそこまで耐えたなーと思いきや
それ位鈍感だから気付かないのかと逆に納得ぼけー
 
江南(カンナム)の病院で半年研修をしながら
どちらかと言うと妊娠に敏感な妊婦さんを主に見てきた後
今の病院に移動になった1年生は
「産まれるまで妊娠に気付かないなんてマジであり得ません!!ムキー
の一言を繰り返していましたが
郊外の病院では、2ヶ月に1度位の頻度で
こういうケースに出くわすので
最近は『よくある事』という感覚で受け入れてしまう様になってしまいました。
 
こういう方々の共通点を上げると
-若い (未成年、20代、未婚)
-ぽっちゃり
-똥배(贅肉?)だと思った
-元々生理がとても不規則で普段から生理をしっかりチェックしない
 
一度は出産後すぐに妊娠したけど
ずっと授乳をしていたので
生理が来ない事をおかしいと思わず
お腹が出ているのも出産後のお腹がそのままなんだと思っていました。
という方がいらっしゃいました。
こんな絶妙な理由(言い訳)もあるんですね...えー?
こういう方々を理解してみようと少し努力をしてみたんですが
生理が来ない事、お腹が出ている事を気にかけない事は
100歩譲って理解は出来るんですが
胎動に気付かないのはやはり不思議でたまりません。
娘を妊娠中に「果たして妊娠に気付かない事は可能なのか?」について考えながら過ごしていましたが
妊娠後期の胎動を一体何に勘違い出来ますかね??
後、本人も本人ですが(クソ)男達は彼女の出過ぎたお腹が全く気にならないんでしょうか...
世の中想像を絶する事って普通に起きているんですよね。
案外『よくある事』ですが、結局私には一生理解が出来ない別の部類の人達の出来事である事に変わりないです。
韓国の技術が色々と発達し先進国になったのは認めますが
性に関する認識はまだまだ低レベル過ぎて呆れてしまいます。
学校での性教育だけに頼らず
しっかり親が子供に性教育をしなければいけない時代なんだなと日々実感しています。

話が変わりますが、病院に復帰して嬉しい事が一つありました爆笑
2年前、病院実習に来ていた時に凄く仲良くなった学生さんと再会しましたルンルン
今月の産婦人科のインターンとして(笑)
(医者にはまれに見る性格の良い長身のイケメンですチュー)
いつまでもお子ちゃまだと思っていた学生さんが医者になり同じ職場で一緒に働く気分って何か格別です照れ
これがきっと教授達の心境なんでしょうねにやり
産婦人科で働く間はストレスが無い様
沢山サポートし、美味しい物も沢山奢って
インターン最後の月を楽しく送り出してあげようと思いますチュー

では皆様、ストレスのない平和な旧正月休みを過ごして下さい口笛