重曹というと、豆や青菜を煮るときに入れ、柔らかくしたりアク抜きしたり色鮮やかに仕上げたりするもの。
日本ではスーパーで主に手に入れられます。食品売り場でタンサンというネーミングで販売されてきました。
正式名称は「炭酸水素ナトリウム」、別名「重炭酸ソーダ」と呼ばれるものです。
一方米国での重曹は役割がだいぶ違うようです。
自然界にも存在する物質である重曹を、米国の家庭では「ベーキングソーダ」として常備してきました。
そして100年以上もの時を費やして主婦が試行錯誤した結果、「ナチュラルクリーニング」の代表選手として定着してきました。
何と自由の女神を洗う際にも重曹を使用しているのだそうです。
実際重曹の洗浄効果はどの位あるかを試してみると、その効果と応用範囲に驚きます。
家庭内のキッチン用洗剤、トイレ用洗剤、お風呂用洗剤、食洗機用洗剤、等等・・・家中洗剤が場所を取っていたのが不思議な位シンプルになります。
重曹の特長をあげると、下記のようなものがあります。
●水溶性ですが、完全にとけ切らない粒子があります。
その為おだやかな研磨作用があります。
少量の水で湿らせて磨くと、一般クレンザーに入っている研磨剤よりもずっと柔らかな粒子が汚れた部分だけを綺麗に取り去ってくれます。(全くキズがつかないというわけではありません。)
●弱アルカリ性で、そのまま排水として流してもpHの排水基準を超えません。
又、殆どの汚れは+(プラス)イオンである為に、?(マイナス)の重曹(重炭酸イオン)と中和されて洗い流されやすくなります。
●酸性のニオイを消してくれます。
粉を振り掛けたり、置いたりするだけで、酸性のニオイを中和してくれます。
このような特徴を生かし、重曹洗剤として利用する事は環境問題に一役買うことになりますね。