誰でもそうだと思います。
高いお金を出して車を買って、何年何十年と乗りたいと思っている人が多くいると思います。
けど、途中で壊れて買い替えしなくてはいけなくなった・・・ってことあると思います。
簡単ですが、長持ちさせるコツを書こうと思います。
まず、絶対的にエンジンは大事にしましょう。
乗り方とかではなく、エンジンオイルは5000キロまたは6か月で交換、オイルエレメントはオイル交換2回に1回交換する。
これだけでも全く違います。
オイルはエンジンの血液です。
血液が汚れると人間も体調がおかしくなります。
エンジンオイルを定期的に交換することでエンジンの調子は良い状態で保たれます。
エンジンオイルを入れるキャップがありますが、それを開けるとちゃんと交換しているかわかります。
ちゃんと交換されている人はキャップを開けても汚れていません。
交換を怠る人はキャップを開けるとドロドロした古いエンジンオイルのカスがついています。
エンジンオイルは潤滑の他に冷却もしています。
このようにドロドロになるということはエンジンオイルがエンジン内部にまわっていないことになります。
するとエンジンのどこかで擦れる、熱が出る、ということになり、そこからエンジンに負担がかかります。
最初は大きな負担ではありませんが、それも塵も積もれば・・・です。
個人的な考えですが待ち乗りをメインの人は高級オイルを入れる必要なんて全くないと思います。
安いオイルでいいと思います。
けど、ちゃんと定期的に交換することが絶対条件です。
1リットル10円のオイルでも定期的に交換していればエンジンには負担は少ないです。
高級なオイルを入れているからと言って交換時期は長くなるのか?
それは間違いです。
高級なオイルでもオイル缶から出してしまえば酸化が始まります。
車の性能を上げるのはいいと思いますが交換時期は同じになります。
そして大事なことはオイルエレメントも交換することです。
オイルエレメントは中に「ろ紙」が入っており、エンジン内部の汚れを綺麗にしてくれます。
もし、エレメントを交換しなければエレメント内部がカスで詰まり、エンジンにオイルがまわらなくなります。
そうすればエンジンの焼き付きなどを起こし、大きな額を支払って修理することになります。
これは自分の経験ですが、オイルが汚れる前に交換するのでエレメントの交換は必要ないと言っていた人がいました。
私は間違いだと思います。
確かにオイルが汚れる前に交換していればエレメントは汚れません。
けど、それが何年にもなると多少の汚れは出てきます。
そのままほっておけば必ずエレメントは詰まります。
御乗りのお車はディーゼルの場合は必ず交換してください。
車にもよりますがオイル交換と一緒にエレメントを交換すると決まっている車もあります。
そのような車は必ず守ることです。
オイルにはATオイルまたはMTオイル、デフオイルなどもあります。
ATオイルはまた別の時に書くことにします。
オイルの他に重要なものは「冷却水」です。
エンジンオイルも冷却すると書きましたが、エンジン本体を完全に冷やすことは不可です。
この冷却水はエンジン内部を通っており、エンジンの爆発で出た熱を冷まします。
冷ますことでエンジンの熱によるユガミを無くします。
もし、冷却水がなければエンジンはどうなるでしょう。
エンジンをかけて早ければ数分後には歪がでてくるでしょう。
そうなればエンジンに多額の費用を支払って修理することになります。
冷却水の交換は2年から3年で1回です。
車検時に交換することが多いと思います。
車屋で車検をすると必ず冷却水は交換しますが激安車検などのとこでは交換しないお店もあります。
交換はお客様の選択になりますから。
もし、交換せずにのっていればどうなるか。
エンジン内部には古くなった冷却水のカスが溜まり、冷却水の流れを邪魔します。
もしくは、冷却水がエンジンの熱で蒸発し、必要量以下に減ってしまいます。
そうなればエンジン全体に冷却水が回らずオーバーヒートになります。
冷却水は車検時に絶対交換と覚えていてください。
冷却水って交換したっけ?って思う方もいると思います。
ご自分の車の車検証入れに前回車検時の点検記録簿が入っていると思います。
その中で「冷却水」と書いているところを見て「X」のマークが入っていれば交換しています。
ここが「レ」のチェックのみであれば交換していませんので注意してください。
この2点を定期的に必ず交換することでエンジンは長持ちします。
オイルと水。人間でいったら「血液と水」。大事ですよね。