電気料金値上げと言っても、東電の賠償とは別の話です。


日本の発電は、原子力のコストが安いのでフル回転、火力のコストは高いのでピーク時対応ということになっています。

原子力事故が起こったから結局コスト高じゃないか、とか、燃料の後処理でカネがかかるじゃないか、などの意見もあるかと思いますが、3.11前まではそういうことだったという話です。

そして、今現在も、それが前提で電気料金が決まっています。


そのコストの安い原発が、動かせないでいます。


たしか、数年前に原油価格が跳ね上がったときには、電力会社の企業努力で電気料金を上げなかったということがありました。これには少なからず原発も貢献していたと思います。


しかし、これからは、火力が主体になっていくと思われますので、原油価格や円高、円安などに今まで以上に振り回されるかもしれません。


発電コストは電気料金に転嫁できます。


例えば、電力料金の自由化なんかをすれば(電力販売の自由化)、電気料金をおいそれと上げることはできないのですが、今はそうなっていません。



東電については、今は世論が値上げを許さないでしょうが、他の原発を動かせないでいる電力会社が値上げをしたとしても、これは黙って受け入れるしかありません。


なぜなら、生活が不便になってでも原発を止めるのが世論だからです。


その不便が電気料金値上げという形で現実になるということです。


実際値上げの可能性は低いと思うのですけどね。

まあ、値上げされたとしても、東電を助けるためなのか、原発を止めたゆえの結果か、よく見極める必要があります。

マスコミも煽ってくるかもしれないですから、注意しましょう。