第四章


道は沖にして之を用うるに或いはたず。淵として萬物の宗に似たり。其の鋭を挫き、其の紛を解き、其の光を和らげ、其の塵に同ず


道は沖にして(道は空っぽの容器のようであるが)


第五章


天と地の間は、其れ猶お槖籥のごとき乎。虚にして屈きず、動きて愈いよ出ず。多言は数しば窮す。中を守るに如かず。


中を守るに如かず。(虚心なのが一番よい)


岩波文庫の解説に


中を沖の借り字として虚の意味にとる解釈もある。


とあります。今回は、老子の中で私が最も大切にしている箇所の一つである第十六章を紹介します。


虚を致すこと極まり、静を守ること篤し。万物並び作り、吾れ以て其の復るを観る。それ物の芸芸たる、各其の根に復帰す。

(心をできるかぎり空虚にし、しっかりと静かな気持ちを守っていく。すると、万物は、あまねく生成変化しているが、わたしには、それらが道に復帰するさまが見てとれる。そもそも、万物はさかんに生成の活動をしながら、それぞれの根元に復帰するのだ)


根に帰るを静と曰い、是れを命に復ると謂う。命に復るを常と曰い、常を知るを明と曰う。常を知らざれば、妄作して凶なり。

常を知れば容なり。容ならば乃ち公なり、公ならば乃ち王なり、王ならば乃ち天なり。天ならば乃ち道なり、道ならば乃ち久し。身を没するまで殆うからず。


()内は岩波文庫の訳です。特に今回訳付きで紹介した十六章は私が常に意識している私の大切にしている箇所です。


女性受けを気にして早く終わらせると書きましたが、道教では太上老君は老子が神格化されたもの。三清の一柱。私にとっては本当に大切な神仙の書ですので貴女にも噛み締めるように読んで頂きたく、厳選しつつも丁寧に紹介したいと思います。


女性受けより、道を大切するなんて、ヒロ漢だね。👎あっ😬間違えたこっちだった👍…。😑


漢じゃなくていいのでデートしてくれる女友達が欲しい。😑知り合いは多いけど関係が浅いので。浅すぎて泳げやしねぇ…。


それでは、又次回。


神仙の御心のまにまに。