幻の国産戦闘機シリーズ【第2回】

ロケットで空を裂く!試作戦闘機「秋水」の真実ともし実戦配備されていたら…

![秋水のモノクロ画像](※ここに画像挿入)

第二次世界大戦末期、日本陸海軍は制空権を奪還するために一つの"秘策"に打って出ました。
それが、ロケットエンジンを搭載した純国産戦闘機「秋水」

この機体、ドイツのMe163「コメート」に触発されて設計されましたが、単なるコピーではなく、日本独自の工夫が加えられていました。


スペック(計画値)

  • 全長:5.86m

  • 全幅:9.5m

  • エンジン:特呂2号液体ロケットエンジン

  • 最大速度:約900km/h(予定)

  • 武装:30mm機関砲×2

  • 上昇力:0→1万mを3分以内


幻となったその理由

秋水は開発の遅れ、ロケット燃料の不安定さ、そして訓練不足などにより実戦配備されることなく終戦を迎えます
飛行試験中には墜落事故も起き、実質1機しか飛ばなかったとされています。


【妄想シナリオ】

もし秋水が量産・配備されていたら…

✔ B-29編隊を待ち伏せして超高速で奇襲!
✔ 「神出鬼没のロケット戦闘機」として連合軍を震撼させる!
✔ 離陸地点付近にしか戻れないため、地下格納庫から多数の機体を運用する“秋水基地”が誕生!?

…など、もしもの世界では間違いなく**「日本版ミサイル迎撃戦闘機」**として歴史に名を刻んでいたかもしれません。


次回の「幻の国産戦闘機シリーズ」は、試作重戦闘機 キ87 を特集予定!
「高速高高度戦闘機」としてB-29迎撃を目指した、その謎の姿とは…?
お楽しみに!


※画像や映像はイメージとして生成されたものを使用しています。実際のものとは異なります。