【第16回】第6世代戦闘機 総まとめ – NGAD・テンペスト・FCASを徹底比較!

次世代の空をめぐって、世界各国が開発を進めている第6世代戦闘機。
今回は、これまで紹介してきた代表的な3つのプロジェクトを、スマホで読みやすく整理して比べてみましょう。


🇺🇸 NGAD(アメリカ空軍)

  • 開発国: アメリカ

  • 機体名: 非公開(すでに試験飛行済み)

  • 実戦配備目標: 2030年代前半

  • 特徴:
     ・AIと連携した無人機「忠実な僚機」
     ・ステルス性能と電子戦能力の両立
     ・長距離航続力と空中戦能力を両立した万能タイプ
     ・開発スピードは最速クラス


🇬🇧🇯🇵🇮🇹 テンペスト(GCAP)

  • 開発国: イギリス・日本・イタリア

  • 機体名: テンペスト

  • 実戦配備目標: 2035年ごろ

  • 特徴:
     ・AIがパイロットの生体反応を分析して支援
     ・無人機と多数編隊を組む未来型戦術
     ・電子戦にも強く、柔軟な任務対応力が売り
     ・“人間にやさしい設計”がポイント


🇫🇷🇩🇪🇪🇸 FCAS(欧州共同)

  • 開発国: フランス・ドイツ・スペイン

  • 機体名: NGF(Next Generation Fighter)

  • 実戦配備目標: 2040年ごろ

  • 特徴:
     ・クラウドAIで全兵器・無人機・指揮系統を統合
     ・リモートキャリア(無人機)とのチーム戦重視
     ・電子戦・情報戦に強い
     ・「空のネットワーク」を重視した設計


それぞれの強み

  • 最速で未来を走っているのは… NGAD(アメリカ)

  • AIと操作性のバランスが取れているのは… テンペスト(イギリス・日本・イタリア)

  • ネットワーク中心の作戦を想定しているのは… FCAS(ヨーロッパ)

 

次回は、これら第6世代より一歩前の名機「ラファール」や「グリペン」など、
知る人ぞ知る“第4.5〜5世代”の優れた戦闘機たちを紹介します!
「強いだけじゃない、賢くて経済的な戦闘機」にご注目ください。