正しさ、とはそれぞれの持つ観念です
時として、それは美しさにもなります
季節にあう花や食べ物、衣服などは
その最たるものですよね
けれど、自分に対しても相手に対して
も「正しさ」に重きを置くと、縛られた
ような息苦しさを感じることがあります
この世界は陰と陽、光と影、善悪
女性性と男性性
そういった対極の世界
正しさばかりを求めると
「間違い」を憎んだり、恐れたり
してしまいます
人間は、間違う生き物です
弱いし、強い
美しいし醜い
そういう両面を備えた1つの器
として捉えないと、時に自分の
間違いや弱さ、醜さに苦しむ
ことになります
そして、他人に対しても
間違い、弱さが許せなくなる
不倫は、間違いではあるかも
知れませんが、悪いことではない
そう腹の底から思えないと
相手を許すことはできません
相手を許せないことは
何よりも自分を苦しめます
相手が間違いを謝罪しても
しなくても、結局、許せるか
どうかは、あなたが「正しさ」
よりも自分の感情を優先した時
なのです
あなたのつらい、苦しい感情
怒りの感情が大切なのです
それを感じ切らないと喜びも
愛も思う存分感じられませんしね
その感情は、あなたの奥底の
傷を知らせるため、その傷が
出してきている
だから、まずはどんな感情も
しっかりと認めて、受け入れ癒す
相手がどうか、なんて
そのあとでいいんです
どんな感情も、ちゃんと認めて
あげてください
その感情を、あなたの体の中で
自由にさせてあげてください
それだけで、その感情は癒され
その先にある傷にあなたは氣付く
はずです
その傷は、思い出したくないもの
かもしれません
でもね、傷はあなたに見つけて
もらえたら、とても嬉しいのです
傷がついた時のあなたもその時に
一緒に喜び癒されます
どうか「正しさ」で自分を苦しめ
ないでくださいね
いつでもどんな時でも
あなたが感じることが全てです
その全てがマルなのです