調布には、テレビ朝日(NETテレビ)の創業メンバーで、同テレビの社長と会長を務めた赤尾好夫氏の住居がありました
(好夫氏は、旺文社、英検の創業者として有名、さらにテレビ朝日、文化放送、フジテレビの大株主)
長男(2代目)のお話によると、邸宅は市内の染地にあり、その近所には、旺文社のテニスコートも。
赤尾家のために近くの国領には、山梨中央銀行が支店を開いたそうです。
家とテニスコートは現存していませんが、銀行はあります
※鎌倉の邸宅 (現・鎌倉歴史文化交流館) は、好夫氏の家というのは間違い、2代目 「赤尾一夫氏の家」
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ところで、私が朝ドラを観るきっかけになったのは、『ゲゲゲの女房』 ですが、ご存知のとおり舞台は調布です。
ゲゲゲの大ファンである私は、今やっている再放送も欠かさず観ています。
水木夫妻は、結婚してしばらく漫画がヒットせず、苦労続きの調布暮らしがドラマにも描かれています
先日は、風邪をひいて鼻をかむ紙も買えないというシーンがありました。、
「近くに赤尾家があるのになあ~」と思いながらも、
水木夫妻のつましい暮らし振りが、美しく尊いものにも感じられて、涙
やがて、渾身の作である 『悪魔くん』 は、NETテレビ放送によって人気を獲得します
NETテレビのアニメは、やはり大株主であり、創業以来赤尾氏と対立していた『東映』が企画したと思われますが
調布に住まいを構えていた、赤尾氏と水木氏は、テレビの神(妖怪?)が縁をつないだのかもしれないですね。