この日記にしょっちゅう登場している女の子から「久しぶりに会おうよ」と連絡が来た。

レッチリのライブのちょっと前に会ったので、大して久しぶりではない。彼女曰く、最近とある映画を観たらめちゃくちゃ面白かったので誰かと語り合いたいのだそうだ。


そんなわけで、いつものように横浜のビブレの前で昼頃に待ち合わせてホテルに入った。一緒に風呂に浸かって、セックスをして、彼女の観た映画の話を聞いた。何の映画かは書かないけれど、俺も観ようかな、という気になった。


ところで、彼女と一緒に風呂に入ると、身体を洗ってくれるのだけれど、洗い方が完全に風俗嬢なんだよね。ちょっとエロい洗い方で、お尻の割れ目まできちんと綺麗にしてくれる感じ。以前、日記で書いたけれど、ローションみたいなオイルを持ってきていたり、手を使わずに口でコンドームを装着してくれたり、やはり彼女は風俗で働いているのではないか、と思った。

まぁ、彼女が風俗で働いていても別に気にしないし、関係ないけれど。だから、あえてそれについて彼女に直接訊ねたりはしない。


別れ際、彼女がチョコレートのお菓子をくれた。

「父の日ってことで」と彼女は笑った。

「俺は君のお父さんではないぞ」と俺も笑った。でも、素直に嬉しかった。


彼女と別れた後、スマホを見ると、以前、個室ビデオでポコチンを舐めてくれたバンドマンの男の娘から連絡が来ていた。GLAYの「BELOVED」について話した男の娘だ。

メッセージには「今晩、会えませんか?」と書かれていた。

時間を訊くと、23時過ぎ。ビジネスホテルを取るので、そこでゆっくりしたい、と。

「またポコチン舐めてくれるの?」と訊くと、「舐めたいし、お尻にいれてほしい」と返してきた。

俺は素人の男の娘とAFをしたことがない。横浜のニューハーフヘルスでしか経験していない。

正直にそれを打ち明けると、男の娘は「わたしもお尻はまだ処女なの。だから入らないかもしれないけど試してみたい」とのこと。

お尻は初めて?

正直、ちょっと嘘くさいと思ったけれど、そこには触れないようにした。

「初めてが俺で良いの?」

「お兄さんなら良いよ」

どういう意味だ?仮に本当にアナル処女だとしたら、それってめちゃくちゃ俺の責任重大ではないだろうか。


とはいえ、せっかく誘ってくれたので、会うことにした。


・・・つづく