3/22の順大記録会に岡本選手のペースメーカーで出場した。



ケガで2週間ジョグすらできていない状態でだったので、私は出場しないつもりだったが、岡本選手にとって最悪の条件が揃ったため、強行出場してきた。



最悪の条件①

女子のエントリーが岡本選手のみ

順大生の主力が出場してくれれば、いい感じに岡本選手と競いあってくれて、自己ベストが狙えると思っていたのだが、順大生どころが女子のエントリーが岡本選手のみだった。



最悪の条件②

5000mが男女混合レースになった

女子が岡本選手のみの出場のため、男子の遅い組の中に岡本選手が入る形となった。

16分中盤で走る男子がいてくれれば、いい感じで競い合えると思っていた。

男女混合レースになることを予測して私も一応エントリーしていた。



最悪の条件③

岡本選手と同じ走力の人がいない

レース2日前にスタートリストが発表された。一緒に走る男子選手の記録を見ると、ほとんどの選手が15分中盤の選手。

岡本選手の自己ベストは16分39秒。今回の目標タイムが16分30秒。さすがに走力の差がありすぎる。

普通に出場すればビリの単独走になる。




岡本選手を欠場させることも考えたが、次に彼女が満足に走れる記録会は4月の日体大記録会くらいだろう。

岡本選手の走力は他大学の主力クラスなので、それなりに人が集まる記録会じゃないと力を発揮できない。




色々考えた結果、

「私の脚がもげてでも岡本選手を引っ張ろう」

という結論にいたった。








TKGさんに習い、2日間酒を断ち、食事やケアなど、2日間という短い期間でできることを全てやった。


脚の痛みやペースに対することなど、死ぬほど不安に襲われた。






当日は風が5m〜6mというバッドコンディション。


自己ベスト更新は厳しいそうなので、

入りの1000mを3分15〜16秒で入り、それ以降は岡本選手の疲労度を見ながら3分20秒前後で走るプランとなった。






結果、、、






オワタ。。


体力的には余裕があり、1000mを通過した時に

「3分20秒ペースなら5000mまでいけるわ」

と感じた。



しかし、2000mを通過すると右ふくらはぎが攣りそうになった。

まさかの痛めていた脚とは逆脚である。



「俺の脚はどうなってもいい。4000mまでは引っ張ってやる!」

と思い、びっこを引きながら走り続けた。


周りから

「あの人脚やばそうじゃない?」

という声が聞こえてくるほど脚を引きずりながら走り続けた。



2400mを通過し、

「俺の脚がもげてでも引っ張ってやる!」

と思っていたのたが、2600mで脚がもげそうになりDNF。


岡本選手に「ごめん。。」と泣きそうになりながら謝りレースを終えた。






その後、岡本選手は強風に苦しみ16分58秒前後でフィニッシュ。







正直、死ぬほど凹んだ。


痛めてた脚が悪化してやめるならまだしも、全く痛めていなかった脚が痛くなるなんて。。


学生の貴重なレースを台無しにしてしまった。。


原因がいまいちわからないし、今後が不安になる。




てか、レース後に痛めてた方の脚も悪化して、歩くだけで両ふくらはぎが痛いんだが。。








落ち込んでる暇はないので、さっさと治してまたペースメーカーができるようにしよう。