- 旅館にて -
夜半、窓の外が騒がしくて目が覚めました。
唄声が聞こえてきます。
ここは三階なのに、
窓を開けると人の顔があったら、・・・
いやだなあ。
思い切って障子を開き、外を見ました。
昼間は気がつかなかったのですが、斜向かいに建物があって
カラオケをやっているようでした。
曇り硝子に数人の影が映っています、
たぶん、忘年会でしょう。
旅館は値切るものではないな、そう思いながら
布団に戻ります。
(このイラストは 「 E-ARTjapan 」 様からお借りしました)


