蜻蛉が、ガードレールにとまっていました。
通りは交通量が激しく、蜻蛉は排出ガスにまみれています。
ダンプが通り過ぎると、
蜻蛉は風圧に耐えられず、歩道に飛ばされました。
「ギンヤンマだ。珍しいな」
「子どもの頃は、よく見かけたのに」
「それよりさ。あのゲーム」
「あと25分で次のステージにいけるぜ」
・・・
「時間のエネルギーは無為であるほど純粋だ」
膨大な時間が装置に集められました。
メフィストが助手に指示します。
「そろそろかな」
「あと25分です」
・・・
「完了しました」
メフィストがレバーを引くと
地球がゆっくり、反自転を始めました。
(このイラストは 「 E-ARTjapan 」 様からお借りしました)
