太郎は環境セミナーに触発されて、
「自然環境や野生生物、生態系を、人間活動などによる衰退や絶滅から保護」
(環境goo より抜粋)
しなければ、と意気込んで里山に入りました。
里山といっても、かなり深い山です。
案の定、太郎は迷子になりました。
日も暮れてきます。
途方にくれた太郎は、自然と涙がこぼれてきました。
「どうしたの」
里山を巡回していた子ぎつねのコン太が太郎に声をかけます。
・・・
コン太は太郎を連れて山を下ります。
「でもね、太郎くん。それは格助詞が違うよ」
「自然を保護するんじゃなくて、自然が保護しているんだよ、僕たちを」
「自然というのは地球だから。生き物なんてちっぽけなものさ」
「そういった謙虚な気持ちがあれば、自然を壊そうなんてことにはならないだろ」
コン太はレシーバーで子だぬきのポン太と連絡を取り合います。
山の麓ではポン太が太郎の母親と待っていました。
こうして太郎は無事に保護されました。
(このイラストは 「イラストわんパグ 」 様からお借りしました)
