ク-ル:古川緑郎 | 福来魚のブログ

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男は芸人、女は芸者になる家系で、銀座の古川家の廻りに置屋が並び いい目の保養になったと言う。そこから土橋、帝国ホテルの横を流れ数寄屋橋に流れる。今、高速道路で、下は商店コリドー街である。古川が尋常小学校を出ると芸人をイヤと抵抗した。そのため父の知人の兜町を訪ねたが出張で会えず帰リ、交詢社の前に「少年ボ-イ募集」サンス-シBARの貼り紙を見てボ-イって何、父の説明で翌日から勤務。真鍮のバ-磨きと床清掃で五年、それからカウンターの中で灰皿洗いとビン拭きで酒の名前覚える、氷割りながらバ-テンの作るカクテルを盗み覚える。正規のバ-テンになったのは十一年目だが、大平洋戦争で店閉鎖。戦後「ク-ル」を銀座に開店。昔ながらの真鍮のバ-に体を寄り掛かり椅子のない立飲みBARで奥さんが後ろにいる。古いお客は息子を連れてきてマスターに「これに酒の飲み方を教えてやってくれ」と言う。晩年奥さんの右肩に左手をかけ右手にステツキをつき数寄屋橋方向に歩く姿が印象に残ってる。