先日、TwitterやFacebookでもご報告させて頂きましたが、

実は私、京都市の教育委員会事務局主催の


平成23年度「おめでとう・ありがとう」の手紙

というコンクールに、なんと受賞しちゃいました(*´∀`)


本当はこういうのに応募するのは、

自分の中で恥ずかしい気持ちがすごくあったのですが

こういう機会にしか、両親に手紙を出す時なんてない…!

そう思い、今回応募させて頂きました。



それがまさかの受賞とは…
ちょっと照れくさいですけど、嬉しい限りですね。


ちなみに、受賞したお手紙は下記のサイトでご覧頂けます。
http://www.city.kyoto.lg.jp/kyoiku/page/0000058343.html






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「お父さんお母さん」



 僕は今年で20歳になりました。成人を迎え、少しは大人になったんだと思う反面、まだまだ自分ってこんなもんかと思う今日この頃です。

 僕は普通の人とは違い、障がい者としてこの世に生まれてきました。それと同時に、お父さんとお母さんは”障がい者の親”として生きてゆくことになってしまいましたね。きっと、想像もしていなかったことでしょう。

 お父さん、あなたはいつも僕にこう言いますね。「悔しかったら一人前に稼いでみろ」って。障がい者の父親として”単なる甘さ”ではなく、社会を生き抜く為の厳しさや悔しさをあなたは人一倍与えてくれましたね。

 そして、お母さん。あなたはお父さんとはまた少し違って、いつもこう言いますね。「無理しないように頑張りなさい」って。お母さんは、僕が生まれた時から誰よりも一生懸命に僕の介護をしてくれましたね。一番身近にいるあなただからこそ、僕の弱いところもたくさん知っていますね。

 形は違えど、二人の愛情は僕にとって宝物です。これから一歩ずつ立派な人間になってみせます。少しずつ親孝行だってしていきます。

 いつまでも元気で長生きしてね。20年間支えてくれてありがとう。


                                  愛知県 佐藤 仙務さん
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<京都市 教育委員会事務局から引用>