スーパー戦隊50周年おめでとう!

スーパー戦隊50周年おめでとう!

今放送されているスーパー戦隊の感想を書き留めています。不定期で東映特撮YouTubeOfficialを観た戦隊の感想。その他戦隊周りのアレコレを徒然なるままに語るブログです。

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第43話「決戦クオン!天使からの贈り物」

(脚本:井上亜樹子 監督:田﨑竜太)

 

タイトルはゴセイジャーふんわりウイング

 

予告の「ヒーローになりたい」

吠かクオンの願いかと思ったら違うんかい!

でも納得。

吠が書いてたとしたら違和感がすごい。

 

七夕のおかぶを奪うようなイベントで

山ほど願い事を書くクオン。

 

もともとが、

欲と自己顕示欲とプライドが高く、完璧主義で、

闇落ちしやすい性格だったことがうかがえます。

紅葉さんが嫌いだったという所もまた、

この子なら納得。

 

女王が取り込まれたことを

ファイヤキャンドルやナイフ&ケイク知ったら

どんなリアクションか気になっていたのですが、

クオンの中に確かに女王がいることで、

従う相手が変わった事は飲み込まざるを得ないという。

 

完全に、会社が乗っ取られて新社長に変わるアレですね。

社員がどんなに前の社長が好きだとしても、

そのまま会社で働き続けざるを得ない。という。

 

それにしてもやっぱりOPのこはく角乃が可愛い(定期報告)

 

ブーケがロボの墓場に。

テガソードはブーケを置いておけないと言っているので、

連れてきたのは

グーデバーンか。

 

熊手は完全にテガソードとタイ(=)の関係なんですね。

そういえば、なぜ戦いが終わった後に

石化したのかという謎は解明されるのだろうか。

(すでに説明されてましたっけ?)

 

正直、テガソードを嫌いな熊手。

熊手が嫌いなテガソード。

おたがい、相手の何が気に入らないのかがいまいち判然としない。

「器の小さい石頭」だけが理由とは思えないし。

 

グーデバーン、なんだかんだで母思い。

 

家族からの手作りプレゼントの話をする禽ちゃん。

そうだった。

この中で一番家族が多いのは彼だ。

なにせ子供も孫もいるんだもん。

吠がたたずむ場所。

前にも同じシチュエーションがあったと

ゴジュウジャーナルに書いてありました。

 

3話と43話で成長した姿を見比べて欲しいらしい。とのことです。

 

碧君の泣きのお芝居がめっちゃ素晴らしかった。

かれもまた、この一年で成長したということでしょうか。

子供の成長は大人の10倍ですからねぇ。

 

テガジューンを取り込んだことで、

ガリュードの姿が変わった!

白に赤の線はスタイリッシュ。

 

バックにテガジューンの姿が出るのもカッコいい。

 

が、話の都合上、今回だけしか見れないってことかな?

もったいなー

 

ゴジュウイーグルが、

ブライダンを嫌いじゃない

からの

だから戦う

が、どうにも納得できないのは私だけ?

 

もともと仲が悪いもの同士が、

戦ったことで仲良くなるというのは

寧ろ大好きな展開なんですけど。

 

嫌いじゃない相手だから

本気で戦って

相手を痛めつけるという論理は

どうにも腑に落ちない。

 

これがルールのあるゲームやスポーツなら全然問題ないのよ。

 

戦国武将が美談になるのも納得できない。

これを良しとするから戦争無くならないんでしょうが。

 

個人的にはこの感覚、

サイレントマジョリティーだと思ってるんですけど。

 

クオンの真意がやっと明らかになったものの。

これを43話まで引っ張る必要があったのかしら?

吠に対する積み重なる憎悪の「ぞ」の字も、ついぞ見せず。

ただただ「謎」で引っ張って引っ張って

出てきた核が恨みだったとは。

 

小さい頃から夢あふれ、

努力と才能で何でも願いを叶えてきたクオンが

ノーワンワールドに行って

女王に捕まり

全ての夢と希望をなくすことになり。

 

それが辛すぎて吠に恨みを抱き続けた。

 

という解釈でいいの?

 

いや。クオンも人間界で人間体として

社長までやってたし。

願い叶えられてるんじゃないの?

「お前のせいでどれだけ願いを失った事か」

の説得力がなさすぎません?

 

テガソードの模造(コピー)として人工的に作られた

女王の悲哀と、

弟への劣等感が

完全に融合しちゃったのかなぁ。

 

めちゃ頭いいはずなのに、

劣等感という感情をガン無視して、

(もしくは開き直って認めて)

恨みと怒りのみで

弟を消そうとすることもまた。ほんと違和感。

 

なんというか、辻褄合わせに来ているようで

上っ面で考えたストーリーだな。

というのが正直な感想。(毒舌すぎてごめんなさい)

 

テガジューンがなぜか実態化して暴走。

グーデバーンが駆け付け、そこにテガソードも参戦。

 

その暴走を、テガナグールのマフラーが止める。

すっごく良い話だ。

こういう分かりやすい心温まるエピソードは大好きです。
 

ナイフ&ケイクはおそらくこれで敵対することはなさそうなんですけどね。

ただ、ファイヤキャンドルが...

 

ここにきて、

急に吠に対する嫉妬全開させるクオン。

 

だったらもっと前から、吠への憎悪の予兆を見せてもよかったのに。

 

謎がカッコいい、

視聴者を裏切ることがカッコいい、

みたいなことするから、

急すぎて感情が全然追いつきません。

 

エンタメにおいて「共感」大事だぞ。

 

そんなすべての不満を一掃してくれる、

カルマさんのお芝居の熱量。技術力に、

とにかく感謝しかない。

 

と言うわけで、

兄弟げんか終了。

 

許し、って相手の為じゃなく、

自分のためにするものだから、

クオンはそれはそれでハッピーエンドだったと思います。

 

テガジューンはロボの墓場で完全に更生しましたね。

テガナグールのおかげで、

頑固なテガソードも気持ちが変わってめでたしめでたし。

 

クオンの復活はや!

まぁ、キュウレンジャーのスコルピオみたいにならなくてよかったけど。

よかったけどさ。

 

テガジューンとの合体、

実際にみれるのかしら。

 

通常、

オモチャ先行でストーリーがつくられるけど、

まさかの

ストーリー先行で

オモチャがつくられてしまうなんて。

 

50年も続くとこういう事もあるんだね。

 

 

 

のこるは、

我が最推しの

ファイヤキャンドル先輩。

せつなーい!!!

 

どうか。

 

どうか、どうか、

ハッピーエンドになりますように!

 

 

 

 

 

 

次の回にでる

「オリガレッド」は

一般公募からうまれた夢のあるレッド。

 

最後に残る指輪が

カクレンジャーなのは、

鶴姫の折り鶴との親和性で

折り紙戦士オリガレッドが選ばれたからでしょうか?

いやでも折り紙といえばシンケンジャーか。

あ、でも

シンケンジャーは「火」でファイキャン先輩のものでいい。

 

 

 

 

 

引っ張りに引っ張り続けた

クオンの野望。

 

たった2話で終わっちゃった。

 

この辺の作り手の感覚がもう全然

理解できなーい