こんにちは。こーすけです。

 

「メモの魔力」でもお馴染みの前田裕二さんの「人生の勝算」についてアウトプットしていきたいと思います。

 

自分の身辺的な内容も少し書いてあるので、目を通して頂けたら幸いです。

 

内容としては3つで

・コミュニケーションとは、さらけ出すこと

・モチベーションとはどんな仕事スキルにも勝る

・終わりを意識しているか

です

 

 

[1]コミュニケーションとは、さらけだすこと

前田さんの新卒で証券会社に入社し、当初の仕事はとにかく投資家の方々に電話をかけるそうだったそうです。

そのために毎朝5時に起き、新聞を読み誰よりも新鮮な情報を集めることに心掛け「下調べ」を欠かさず行っていたと言います。

 

しかし結果は全くの不発で、誰も新人の電話を受け取ってもらえませんでした。

そのため誰よりも電話を受け取ってもらえている先輩社員のアドバイスを仰いだそうです。

 

 

その先輩のアドバイスは「お客を想像しろ」「どんな人の電話だったら受け取りたいと思うか」という言葉でした。

 

その先輩社員の動きを見てみると、お客さんとの接待では誰よりも場を盛り上げ、カラオケもシャンパンコールも率先して行い、お客さんから好かれていたそうです。

 

前田さんがここで学んだのは、自分の高いプライドを捨てることでした。裸でバカ騒ぎにも加わり、すべてやり切ったそうです。

するとお客さんから「前田君昨日はすごかったね」「変なもの食べていたけど大丈夫?」と営業の電話を取ってもらえるきっかけが出来ました。

 

 

前田さんはバカまでしてさらけ出すことのできるヤツにコミュニケーションの扉は開くと言います。

 

一見すると社会的ステータスの高そうな世界でも浪花節が通用します。人情や愛嬌といった人間的要素が人とのつながりでは重要になってきます。

 

 

[2]モチベーションとはどんな仕事スキルにも勝る

前田さんは会社を経営しています。自分の会社が未来を創ることを強く信じていると言います。

 

そこまで信じることが出来る要因として、そこにパッションがあるから。人生をかけても良いと思える、モチベーションがあるからだと言います。

 

 

やはり仕事における同期の中でも著しい成績を残している人もいるそうですが、そこにあるのは会話やスキルではく、モチベーションの格差であり、エネルギー量の違いであると言います。

 

モチベーションの源泉はなんでもいいです。

社長に褒められたい、同期の女の子にモテたい、早く給料アップしたいなど。

言いたいことは、モチベーションはあらゆる仕事術に勝るということです。「やる気」は全てを超越します。

 

モチベーションで何もかもが解決するわけではありませんが、超高速で走り、目的を達成するためには、そのための燃料が必要となります。

 

 

[3]終わりを意識しているか

前田さんは現在30代前半ですが、焦るように仕事をしていると言います。

もっと成果を出すために、もっと成果を出せたのにと悔しがる時もあるそうです。

 

前田さんがそのように考えるようになったのも、身近な人の死を経験し人生には終わりがあるという至極当たり前のことを強烈に意識するようになったからだと言います。

 

刻一刻と終わりに向かっているその中で、前田さんにとって立ち止まっていることは幸せではなく、いつでも夢に向かって全力で走り続けていたいといいます。

 

 

ここで僕がすごく共感したでのすが、理由として似たような境遇を味わったからです。昨年の秋大切な友人が他界しました。

 

生きていることに終わりがあることは当たり前なのに、そんなことにも気づいていなかった自分にとってものすごく残酷で強烈な出来事でした。

 

残されている時間をどう使うかは自分次第です。自分の限りある時間の中で誰と過ごし、何をし、どう生きるのか、深く考えるきっかけになりました。(というか、考えなければ自分がこの経験を無駄にしてしまうと思いました。)

 

だから、「人生の勝算」を読んで、この部分には特に共感をしました。

スティーブ・ジョブズの言葉を借りて、今日のブログはここまでとしたいと思います。

「お前が今日やろうとしていることは、今日が最後の日だとしてもやることなのか?」