こんにちは。こーすけです。

 

前回、長尾彰さんの書かれた『宇宙兄弟 完璧なリーダーはもういらない』について書きました。

 

その本で紹介されていた『さあ、才能(自分)に目覚めよう ストレングスファインダー2.0』を読んだ感想と、Webテストを受けての感想をまとめていこうと思います。

 

 

 

[1] さあ、才能(自分)に目覚めよう ストレングスファインダー2.0

みなさんは、昔から勉強する時の目標とかは決めていましたか?

○○までに、~を終わらせるとか、○○を得意にするとか。

まあ、人ぞれぞれだと思うのですが、苦手を克服しようとしていた人が多いのではないでしょうか。

 

 

本書では

自分の「欠点」に時間を割くな。

「努力すれば、なりたいものになれる」は間違った格言である。

と述べています。

 

 

どちらもインパクトのある表現ですよね。

まず前者について。研修制度や学業においても生まれてから、何かを克服することに時間を多く割いてきますよね。数学の苦手な人は、数学を猛勉強したりなど・・・。でも、「強み」を伸ばすために時間を割きなさいと言っているんです。

後者に関してもです。例えばマイケル・ジョーダンのようになりたくて、バスケットボールを毎日3~4時間練習したとしても、花形選手になれなかった。なぜなら、自分の才能は、才能に対して努力した際に発揮されるものであって、全てが皆マイケル・ジョーダンではなく、才能も人それぞれ違うからです。そのため、マイケル・ジョーダンがいくら野球やゴルフをいくら練習しても、偉大にはなれなかった。

 

 

本書では、自分の才能に専念をすることこそが重要であると言ってます。

業績トップのセールスマンになるべく、他のマネージャーからアドバイスを聞き、ビジネス書を読み、家族や子供を犠牲にして毎晩遅くまで働くが、数年後自分には才能がなかったことに気づく。

これは非常に無駄なことであるのに、このようなことは日々の生活の中でよく起こっているといいます。

間違った努力をしているということです。

 

 

そこで、自分の才能とは何か?それに気づこうというのが本書の目的です。

「欠点」よりも「才能」に気づき、そして「才能」に対して専念し「強み」へということです

 

 

ストレングスファインダー2.0では、才能を早く見つけ、そこを伸ばすことが重要とされており、本書に記載されているアクセスコードから、Webテストを受けることができるようになっています。

そしてWebテストを通して、自分の強みを伸ばす可能性がどこにあるのかという“資質”を

34つある資質の中から5つ選び言語化してくれます。そして、それぞれの資質における、概説や行動アイデアが記されています。

 

 

 

[2]自分の資質 5/34

『ストレングスファインダー2.0』のWebテストを受けた結果、僕の強みは

 

①調和性

②責任感

③分析思考

④公平性

⑤学習欲

でした。

 

それぞれの資質において、本書では詳しく概説されており就職活動をこれから行う自分にとって、とても有用な情報でした。

一応、自分でも自己分析を通して、興味ある業界を絞っていたのですが、それと内容が合致する点が多く、自分にとって自己分析が間違ってなかったことを裏付ける結果となりました

 

 

今回の5つの資質のうちから1つだけ紹介しようと思います。

最も自分の中で強みとしての可能性のある”調和性”を取り上げようと思います。

 

本書によると調和性とは、

・人々の衝突を避け、共通点を見つけ出そうとする

・意見を押し付けあうことに無駄を感じ、同意や支援をした方が、生産性が上がると思っている

・全員が賛同できる実用的で地に足の着いた事柄について話すことを選ぶ

などと書かれていました。

 

全てが完全に一致するというわけではありませんが、過去の自分の生活を振り返ってみると”調和性”を感じる場面はいくつもあったように思います。

”相手がやろうとしていることは、基本的にやりたいように”という考え方や、それが”時に間違っていること感じたときは、それを指摘をし、それ以外は任せる”というような考え方を持ってます。

さまざまな、話し合いやミーティングでも前に出るという感じよりかは、一歩後ろから「それは違うんじゃない?だって・・・」とか「それでいいと思う」感じです(笑)

相手からしたら真面目に話を聞けよって思う時もあるかもしれないですけど、それが自分のスタイルなのかもしれません。

 

 

 

概説されていた通り、対立することに生産性があるのか時に疑問に思うこともあります。

自分の中で、話し合いと対立・衝突は区別したいです。

話し合いはポジティブなイメージ、対立・衝突はネガティブなイメージで本書でも書かれていた通り生産性ないなって思ってしまいます。

お互いに意見を尊重したほうがより生産性が上がる感じますし、耳をお互いに傾けあう事で新たなアイディアや価値が生まれると思っています。

そういう思考を持っているので、”調和性”が資質の一番上に来たのはある意味で的を得ており、ストレングスファインダーの信用性が増しました。

 

 

そこでこんな”調和性”を持つ僕は

・違う視点を持つ人々との関りを広げる

・大量の電話によるセールスや勧誘など極端な競争的な職業を避ける

・対立せずに軋轢を解決する技術を磨く

・時に調和性を保とうとすることで、逆に調和性が崩れるので気を付けること ※並外れた〈達成感〉の持ち主の前など

などが行動アドバイスとして挙げられていました。

 

最近は、高校の友達と話したり、他の研究室の人と話すのが刺激的になってます。

違う目線を持っていたり、自分にない視野を持っていたり、話をしていて純粋に”面白い”って思っています。

また、考えを共有することなどもある意味アウトプットの場となり、自分の中で再確認できる点もメリットの刺激的に感じる要因かなと思っています。

 

3つ目の軋轢を解決する技術は、自分は今後磨いていかないといけないと感じています。理由は、4つ目の項目につながるかもしれませんが、場合によってはその話し合いの場を乱してしまうかもしれません。そのため、状況を把握し、自分の立ち位置や振る舞いに気をつける技術が必要となる時もあることはイメージできます。この点は、今後の自分の課題としたいと思います。

 

 

そんなこんなであと4つの”資質”についても、自分を知るという意味においては大きなWebテストでしたし、ストレングスファインダーを読むことで、改めて今後の行動を変えるきっかけになりました。

 

 

就職活動を通過点に就職後にもこれらを意識して取り組んでいきたいと思います。

今回はここまで。