F92はかっこよかったのに・・・ の代表格
本日はあくまで個人的主観ですが、歴代F1マシンで気に入っているものをご紹介。
基本的には「速い」と「かっこよく」見えます。
でも「かっこいい」=「速い」とは行かないのが難しい所。。。
(最たるが上のフェラーリF92ですかね・・・かっこよかったのに・・・)
【ベストマシン】
そして、空気を車体の下に遠し、飛行機の原理で車を下に押し付けるベンチュリ効果が全盛だったこの頃、
まさに空飛そうなフォルムも格好良かったですねー
旧トールマンがファッションで有名なベネトンに買収された1年目。
(後年シューマッハと共にチャンピオンまで上り詰めるなど誰が想像したでしょう)
この頃はまだベネトンらしくカラフルな車体で、イカツイF1業界の中でオシャレ光線を放ってました。
BMWドッカンターボとピレリタイヤの刺激的組み合わせで、ファビがイタリアでPP、ベルガーがメキシコで初勝利を上げました。
まさにマクラーレンの全盛。マクラーレンと言えばマルボロ、そしてこれがよく似合っていた!
そして最強のホンダエンジンを詰み、問答無用の強さで1戦以外すべて優勝という無茶ぶりでした。
やはり速い車はかっこ良く見えますね。
ちなみに写真だとマルボロ部分が赤ですが、実写で見ると蛍光オレンジに見えます。
私的にこれがフェラーリベストです。
ええ、セミオートマ初年度で壊れまくりでしたが何か?
ベルガーに至っては11戦連続リタイア(今では考えられない完走率・・・)、サンマリノでは大炎上と、えらい車でした。
でもフォルムはバイオリンのようなサイドポンツーンとシャープなノーズ、うーんかっこいい。
そして完走すれば必ず上位、という所も危険な香りと速さとを兼ね備えており魅力的です。
マンセル・ベルガーという組み合わせも良かったですね。
ちなみに翌年度の641もいいですが、プロストが乗ったらフェラーリっぽくない・・・
このガルウイングからハイノーズの歴史が始まりました。
小型コスワースエンジンとの相性もバッチリで、軽快にアレジが暴れまくりました。
(アレジの全盛期・・・)
翌年以降は重いホンダエンジンに切り替えバランス狂い大失速・・・・
参入初戦にしてこのマシンの完成度!
7upと富士フィルムとアイルランド、奇跡の緑コラボレーションに美しい曲面ボディで、
なおかつ速いときたものでインパクトは極大でした。
シューマッハデビューマシンとしても有名です。
(予選7位や、一時期でも2位を走るなど、今で言うとヒスパニアが2位を走るようなもの。すごっ!)
ニューウェイ渾身の自身作。アクティブサスと相まって、フランクウィリアムをして誰でもチャンピオンになれると言わしめたマシン。
面白みは無いけども、速いマシンはかっこ良く見えるもの・・・
レッド5が映えます。
いきなり黄色になってノーズに蛇柄が出現して驚きましたが、
これがまたかっこいい!
黒に黄色っていい組み合わせだなー。
余談ですが2010のルノーも黒黄で好き。
2年前にマルボロなくなってどうなるのか!とおもいきや、まさかのWESTでシルバーアロー。
こんなにかっこ良くなるとは・・・
ハッキネンにはこっちの色のほうがイメージ合ってますね。
さらにボーダーフォンの赤が入り、よりかっこ良く・・・
ハミルトンとバトンというドライバーの組み合わせも合ってますね。
結果的にレッドブルにやられちゃいましたが、タメ張れるのは彼らだけでした。
近年一番かっこいいと思ったマシンです。
おまけでかっこ悪いマシンも少々・・・
【ワーストマシン】
なんじゃこのボテっとしたノーズとサイドポンツーンは??
さらにサーキットによりセンターウィングなる変な物もひっつく始末・・・
セナが乗ってなくて良かったと思うファン多数。
マンセル何故乗ったと思うファン全員。
そして何より超遅いという事実・・・
エヘン虫?幼稚園児がデザインしましたか?
もう何も言いますまい・・・
歴代見ましたが、「かっこ悪い」けど「速い」という例はあまり記憶にありませんね。
早ければ正義って事でしょうか?
さてさて今年の「かっこ悪い」フェラーリの運命やいかに・・・