6/18(日)
2017 明治安田生命 J1リーグ第15節

浦和レッドダイヤモンズvsジュビロ磐田

埼玉スタジアム2002 18:30キックオフ

に行ってきました。
生憎の雨、そして俊輔欠場。

日曜開催、それも18:30キックオフ。

それでも約34000人が来場。

今回はイヤイヤ病が久々に発病していた為ゴール裏は諦め屋根のあるビジター指定席より。
本日の配布物(選手カード)&購入物(マッチデープログラム300円)
往きはシャトルバス(100円)を初めて利用。(空いていたので約5分でスタジアムに到着)
…復路は運行しないんだね。

磐田本日のスタメン(3-4-2-1)
GKカミンスキー
高橋、大井、森下
櫻内、川辺、ムサエフ、宮崎
松井、アダイウトン
川又
浦和は槙野、遠藤、宇賀神という日本代表組もスタメン出場。
ベンチ入りした那須にはジュビロサポから拍手。
相変わらず浦和の応援はスゴい。
ビジター指定席からでは掻き消されてジュビサポのコールが、聴こえないし。
昨年は開幕2戦目のチームがまだまとまっていない隙に数年ぶりの勝ち点3を獲れた磐田だが…今年の浦和はACLでベスト8まで勝ち進んでいる状態。




試合開始

雨の影響からか、トラップミスをする浦和の選手が続出。
川又がポストプレーをギリギリPA内でするのは意図的だろうか?
相手もPKを恐れて激しく来られない為、時間を作れている。
俊輔がいるときはFKがチャンスになるので普段あまりこの位置で張らない気がするが。

磐田DFも高い位置から激しいアプローチで浦和 興梠を自由にさせていない。

前半35分 松井が敵陣左サイドに入った所でルーズボールにスライディングした時にファールを受けセットプレー。
宮崎のキックがPA内に放り込まれると飛び出したGK西川は触れず川又が競り勝つとボールはゴール方向に浮いてこぼれる。
走り込んだ大井が阿部に競り勝ち頭で押し込み磐田先制。

前半42分 浦和の左CKは柏木が蹴ると、中央からマークを外してニアへ走り込んだ阿部が頭でファーサイドに流し込み浦和が同点に追い付く。


磐田はDFラインが裏を取られる事もほとんどなくきちんとオフサイドを取れていた。
1-1で前半終了。
磐田はプラン通りだっただけにセットプレーで追い付かれたのは残念。


後半開始

いつものように相手選手より後から出てくる磐田の選手。
(何かこだわりがあるのだろうか?)
後半10分 自陣右サイドで阿部-武藤-興梠と繋がれ最後は再び阿部に渡るとカミンスキーも防ぎきれずゴールを奪われる。
1-2浦和逆転。
阿部2ゴール目。

後半12分 浦和 宇賀神out  駒井in
磐田左サイドを潰しに来る浦和。

後半13分 磐田 宮崎out  小川大貴in
名波監督がすぐさま対応。
ドリブル得意の駒井に対しフレッシュな小川をマーカーとして送り出す。

後半15分 浦和 李out ラファエル・シルバin

後半22分 磐田 松井out 松浦in

後半22分 浦和の左CK崩れ、柏木が出した横パスが弱くなるとカットに行った川又がワンタッチで敵陣に蹴り込む。
GK西川とアダイウトンの競り合い、西川が一瞬早く追い付きクリアするがボールはアダイウトンが身体に当て入れ替わる。
カバーに来たDFもフェイントでかわし、ゴールに流し込み磐田2-2同点。

浦和の攻勢に前半の様なアグレッシブさが見えなくなっていだけにズルズル行きかけの展開から早い時間帯に追い付けたのは大きい。

そして、磐田に前半の様なアグレッシブさが戻る。

俊輔不在も感じさせない松井の頑張りが光った。
後半28分 敵陣バイタルエリア中央、交代して入った右の松浦が中央のアダイウトンへパス。
ワンツーで返ってきたボールを左足で受けシュートを打つとGKの逆をつきニアサイドを破る。
2-3磐田逆転。
松浦の左足のトラップで持ち直したのがいいフェイントになった。

そして、松浦は待望の今期初ゴール!
2トップの採用で出番が減っていただけに大事な場面で結果を出せたのは嬉しい。

後半33分 浦和 関根out ズラタンin

リードしたら…攻撃的選手を入れて畳み掛ける。
リードされたら…さらに攻撃的選手を入れる。
浦和はタレント揃いで羨ましいが…。

後半34分 カミンスキーのゴールキックは敵陣左サイドへ→アダイウトン→川又→アダイウトン。
裏へ抜け出した松浦にスルーパスが出るとGKと1vs1を落ち着いてファーサイドに流し込み2点リード、ダメ押しの4点目を奪う。

後半40分 アダイウトンout 齊藤in
試合終了。
浦和2-4磐田
浦和サポのブーイングが凄まじい。
浦和はGK西川が中途半端なポジショニングで不安定。日本代表を外されたショックなのか、だから外されのか。
昨年までは良かったのにどうしたのか。
柏の中村航輔のパフォーマンスが素晴らしすぎて代わりに代表入りしたのも頷ける。

怪我明けで投入されたラファエル・シルバは怖かった。

ゴール前でシュートを打たれても怖い場面で逆サイドまでパスを出す浦和のスタイルが今日はハマらなかった。

松浦が2ゴールの大活躍。
裏に抜け出るプレーは練習通りのらしさが出た。
同点で、流れの中から中央突破の勝ち越しゴールはセットプレーとカウンターだけではない磐田の可能性を見せてくれた。
川又はシュートこそほとんどなかったが今日も身体を張ったプレーで味方を助けた。
同点に追い付いたカットからのアダイウトンへのロングボールはガンバ戦のアシストを彷彿とさせる見事な狙いだった。

アダイウトンが今年は外せない選手に化けた。
本日1ゴール、2アシスト。
スピードを活かしたドリブルでJ2時代は4-2-3-1の左サイドMFとして1vs1でチャンスがたくさん作れていたけれど、昨年からのJ1では相手の寄せも早く、攻撃だけでなく守備も多く求められるポジションでは良さが出せていなかった。
今年はスーパーサブとして相手が疲れてる時間帯に投入されて活躍しだしていたものの、最初から使うには…。

現在は3バックの採用で3-4-2-1が基本だが、強豪相手との連戦でのカウンター戦術の構築、12節柏戦での2トップの採用で回ってきたチャンスから徐々にらしさであるフィジカルの強さを発揮。

地上戦でアダイウトンに持たせて1vs1を仕掛けさせるよりカウンターからルーズボールで競らせる方がJ1ではチャンスが多くできるというのがハッキリしたことでチームの共通認識として後ろは守ってロングボールを入れる。

前がかりになってくる上位チームには効果覿面。
ガンバ戦に続き連続ゴール。
当分相手チームの脅威になるかなと。

…にしても鹿島アウェイ0-3、ホームでガンバ3-0、浦和アウェイ2-4はACL出場の強豪相手に今年は凄すぎ。

今年の移籍組、俊輔、川又、高橋、ムサエフがきちんとフィットして活躍してるのは本当に凄いこと。
(怪我人が多いのは残念だが)

今年は楽しくて楽しみでしょうがない。

さて来週も良い試合を!



…ということでまた♪