新会長に住友化学の米倉さんが選出、と聞いて、意外、と思ったのは私だけだろうか。住友化学は時価総額7000億円、連結売上2兆円弱程度。トヨタ、新日鐵、東芝、東京電力といった歴代会長輩出企業に比べるとどうにも小粒だし、そもそも経団連の事務局機能を果たせるのか、と失礼ながら感じたのだ。(相当数の出向者が生じるし、政策提言も出していかないといけない・・・)  それだけ常連企業の状況が苦しいのだろう。。

 新会長の課題として、民主党政権との関係修復を指摘する記事が多いのだが、これはどうなのだろう。


 どうなのだろう、というのは、経済界はこの夏の参院選に自民党から新人を擁立する、という話になっているはずだからだ。最初にこの話を聞いた時は、「え~、この上、今の政権とやり合う気なの~ CO2削減幅が30%に増やされてしまうのでは~」と意外に思ったのだが。。。


 特に小沢幹事長のようなタイプは、この種の敵対行動を決して許さないことは町中のみんなが知っているわけで、どうするつもりなんだろう、と訝しい思いだ。