私が勤務を断る勇気を持てたり、無理をしないように本気で気をつけるようになったきっかけは、私と同じ子宮体がんの人に初めて出会った事です♪
手術後は、病院、ネットやテレビでの情報しか頼る物はなく、なかなか自分に置き換わるもの、得たい答えが見つかりませんでした。
主治医の先生は退院してから1~2ヶ月したら、もう何でもしていいよ、手術前の生活に早く戻りなさいって言ってくれたけど、それを真に受けて行動してたら、やっぱり無理がある事に気づきました。
ある時、ふとした会話から同じ職場の人がもしかして私と同じ病気?と思う瞬間がありました。思い切って聞いてみるとやっぱりそうでした。
その人も勿論、職場の人には言ってません。
その人も私と同じ子宮体がんステージ1a、開腹手術で切った場所や長さもほぼ一緒、その人はもう20年過ぎてるそうです。私が手術後2年ちょっとだと言うと、「手術後3年位は絶対に無理しない方がいい」と。
この言葉で、すっ~と何かラクになりました

誰の言葉よりも同じ病気の人の体験談は心強く、深く身に染みました。
早く元通りにならなくちゃとか、それよりももっと次に進まなくちゃとか、健康な他の人に追いつく為、追い越す為に余計なエネルギーを勝手に使っていた自分に気づきました

ずっと転職しようか吹っ切れなかったのがその人のおかげで決心がつき、4月~新しいスタートが切れました‼
今の私に出来る事を無理なく進む事は、給料は減るけど、決して後退ではなく、未来の為に必要な時期なんだと自分で納得出来ました‼
その人も今は違う所に転職してお互い違う職場になったけど、がんの先輩、人生の先輩として今後も付き合っていけそうです♪