主砲防盾について
イタレリ・クルセーダーMK.1のキットでは、初期型の防盾パーツが付属していますが、その外側にMK.2の防盾パーツを被せることはできません。
「CLIPPER models」の防盾パーツセットでは、初期型の防盾パーツに外側の防盾パーツを被せて使用することになっています。
ただし実物でもそうなのか?と問われると確証たるものが無いのです。
・実物/初期型防盾

実物/外側防盾

と言うのもクルセーダーMk.2のキットでは、外側防盾の内側には簡素な砲架パーツが入るだけで、初期型の防盾パーツのような物はございません。
その為、外側防盾パーツの大きな3つのスリットから、簡素な砲架パーツが見えてしまうのですね。
上の外側防盾の実物写真では主砲と照準器の各スリットからは内側の構造物との間に隙間が見られません。
その隙間を埋めているものが内側防盾なのか、それとは違う別のユニットが存在するのでしょうか。
ネットを頼りに探してみましたが、その答えは見つかりませんでした。
サードパーティの PANZER ART からもレジンの防盾パーツを出されており、その内側パーツを見るとこれまた初期型防盾とは全く違う形をしています。
・PANZER ART

模型的には理想的なインナーパーツで、外側防盾と合わせた状態でみると、実物どおりにスリットに隙間なく納まります。
タミヤの1/48キットのクルセーダーMk.2でも似たパーツが入っていますが、私見で言うと、内側の防盾パーツを設計するよりは楽ですし、それらしく見えるので設計された感じがします。
ここは一度、自分が思うとおり「初期型の防盾が内側にある」という仮定で、クルセーダーMk.2の砲架パーツを加工して仕上げてみました。
それがこちら(↓)の画像です。

外側防盾パーツの中に納めるため「CLIPPER models」の内側防盾パーツの大きさに合わせましたが、小さめで正面からスリットを覗くと上下に隙間がよく見えてしまいますね。
簡素な砲架パーツではなくなりましたが、やはり実物とは大きく違います。
そうなると疑問がまた大きくなりまして、ネット検索での調査を再開します。
もう「CRUSADER」で探しても、すでに見たことがあるような写真ばかりなので、同じ砲塔を有するカヴェナンター戦車をキーワードに調べるとこんな写真がありました。
・カヴェナンター防盾

主砲を下げた状態の写真ですが、主砲のスリット内側、上の部分に隙間が見えています。
PANZER ART や タミヤの1/48キットのインナーパーツでは主砲を下げても隙間は見えません。
と言うことは、やはり内側には初期型防盾がそのままセットされている仮定を信じてみるのも間違いではない。
キットの外側防盾パーツの内側を削り、更に前回加工した砲架パーツをボリュームアップします。
そして外側防盾のスリットも狭めることにして出来あがったのがこちら(↓)です。

実物と同じとは言えませんが、かなり近寄れたと思います。
またキットそのままよりも貫録が出ましたね~。
勢いで主砲と同軸のBESA機銃(RB MODEL:35B64)も付けてみました。
・BESA付き

















