宝塚歌劇団(たからづかかげきだん、英: Takarazuka Revue Company)は、兵庫県宝塚市に本拠地を置く歌劇団である。

阪急電鉄の一部門であり、阪急阪神東宝グループのエンターテイメント・コミュニケーション事業として阪急電鉄創遊事業本部歌劇事業部が運営している。歌劇団員は阪急電鉄の社員である。

大正3年(1914年)に初の公演を行って以来、今日も人気を集める未婚の女性だけで構成された歌劇団である。現在は花(はな)・月(つき)・雪(ゆき)・星(ほし)・宙(そら)の5組と、いずれの組にも所属しない専科に分かれている。「宝塚」「ヅカ」などと略して呼ばれることも多い。

兵庫県宝塚市にある宝塚大劇場と、東京都千代田区にある東京宝塚劇場を中心に公演している。宝塚市に中劇場の宝塚バウホールも所有している。20027月から劇場中継や公演案内を中心とした専門チャンネル「TAKARAZUKA SKY STAGE」を、東経110CS放送で放送している。

創設の当初から「老若男女誰もが楽しめる国民劇」を目指し、日本で初めてレヴューを上演した劇団として、一躍有名になった。現在も、健全かつどの世代の人が見ても楽しめる演目を中心に、芝居(ミュージカル)やレヴューを上演し続けている。ジャンルは古今東西を問わず、歴史劇、ファンタジー、SFなど多岐にわたる。

 

 

 

舞台に出演するのは宝塚音楽学校の卒業生であり、全員が未婚女性である。団員たちは「タカラジェンヌ」の愛称で親しまれている。退団後の再入団は認められておらず、外部の俳優が本公演に出演することもない。団員が在団中に外部の舞台・テレビなどに出演することは少ない。団員の育成が大きな特徴の一つであり、本公演の稽古期間は公演日数とほぼ同じである。ほかに、若手スターの勉強の場として新人公演が開催されたり、団員向けの劇団レッスン(無料)なども開講されている。

収容数2,000人以上の大規模劇場で常時公演し、舞台上に照明が当てられていることから、遠目からでも演者の表情が分かるように、大き目の付けまつげ、厚めのドーラン、強いアイラインなどほとんどの演者が華やかなメイクを施している。

このメイクは宝塚大劇場内にある「サロン・ド・タカラヅカ」で予約をすれば一般客(女性のみ)も体験が可能である。

女性だけの劇団であるため、男性役も女性が演じる。男性の役を「男役」・女性の役を「娘役」と言う。身長を目安に、劇団併設の宝塚音楽学校在籍中にどちらかを優先的に希望することになっているが、公式に定められてはいない。入団後、男役から娘役への転向は多数の例があるが、娘役から男役への転向例は極めてまれである。創設初期のころは娘役に人気が集まったが、現在は男役の方がファンの人気が圧倒的に高い。そのため舞台構成なども男役を中心に作られる。

 

 

 

劇団のシンボルソングのようになっている「すみれの花咲く頃」は、戦前のドイツ映画主題歌「リラ(またはライラック、ニワトコ)の花咲く頃」を、フランスでシャンソン化して歌われているのを聴いた白井鐵造が、持ち帰って詞をつけたもの(原曲のドイツ語版のCDなども発売されている)。歌劇団のみならず、阪急百貨店の開店時にも演奏されるなど、阪急阪神東宝グループの象徴的なテーマ曲となっている。フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)より、抜粋、引用。

私が宝塚歌劇団を知り、拝見したのは、今から40年前の20歳代の頃に、日比谷にある。宝塚劇場で拝見したことがあります。その時は、お得意様のご招待でした。最初に見た時には、圧倒的に女性ファンばかりで、廻りを見渡しても男性はまばらでした。

そんな懐かしい思い出が、最近蘇ったように宝塚ファンになれた切っ掛けがありました。知り合いの女性が宝塚歌劇団のファンで、ファンクラブや宝塚まで出かけては予約して追っかけのように拝見していました。

その方が持っている。宝塚歌劇団のブルーレイのディスクを借りて拝見したものが、感動し、音楽と映像、ダンスに歌と「ミュージカル」の精度も高く、何より、楽曲やフルオーケストラと音楽性の魅力に嵌ました。

また、ジャンルは古今東西を問わず、歴史劇、ファンタジー、SFなど多岐にわたるところが魅力でもあります。

私がネット配信の宝塚歌劇団の映像を観ながら、音楽のジャンルの幅の広さを知りました。POP音楽とダンス、ジャズとダンスや歌、海外のロックなどに合わせて大勢のダンスは必見です。

他にも、オリジナル楽曲は、主にフルオーケストラの演奏です。

その音楽性の高さとミュージカルとフィジョンして「独特の宝塚の世界」を創り上げています。

私はこうした「人の感覚を刺激する、魅せて、聴かせる」宝塚歌劇団のミュージカルを今度は、生で拝見したいと思います。

センスプロデュース研究所、葛西行彦