かつて古代ギリシャの哲学者(プラトン)は、元来が一個の球体であった男女が、離れて半球になりつつも、元のもう半分を求めて結婚するものだという「人間球体説」を唱えました。

元が一つの球で在ったが和えに湧き起こる、溶け合いたい、一つになりたいという気持ちこそ、世界中の恋人たちが昔から経験した来た感情です。

プラトンはこれを病気とみなさず、正しい結婚の障害になると考えませんでした。

人間が本当に自分にふさわしい相手を探し、認め、応えるための非常に精密なメカニズムだと捉えていたのです。

そういう相手と一緒になってしまったのなら、それは私たちが何か義務を怠っているからだとプラトンは仄めかしました。

そして、精力的に自分の片割れを探し、幸運にも恵まれ、そういう相手と巡り合えたならば、言うに言われぬ喜びが得られることをプラトンは教えてくれたのです。

そして、彼のいう球体とは「魂(ソウル)」のメタファーであったのです。

 

 

 

きっと皆さんは、結婚は聞いたことがあるけど「結魂(けっこん」は聞いたことがない人が多いと思います。

結婚は、愛し合う二人やお見合いなどでご縁があり、二人が「婚姻」することです。

では、結魂はというと、文字通り「魂の婚姻」です。法的には婚姻届けを提出すれば「夫婦」となり、結婚になりますが、結魂届けなどありませんから認識もされていません。

心の奥にある魂が結ばれて一つになることです。

また、結魂は身体側が魂側を受け入れた時のことです。

身体→健前、顕在意識、女性性、受容(受け入れ)、花嫁。

魂→本音、潜在意識、男性性、能動(放射)、花婿となります。

魂が一つになることは、結魂は人生においても、ここに生まれて意味でもとても大切なことですし、宇宙の法則により、何時かは結魂するように定められています。

 

 

 

結婚じゃなくて結魂!

結婚は、愛し合うもの同士、運命的出逢いをした男女に限らずご縁があった人たちが「婚姻」することが結婚となります。

一方「結魂」は字の如く、結ばれる魂のことです。つまり、私が7年前に不思議な出逢いをした後に「魂(ソウル)の繋がり」を体験しました。後に「ツインソウル(双子の魂)」の出逢いだったことが分かったものです。

ツインソウル相手と現生で出逢えることは極めて稀なことであり、高額な宝くじに当選するよりも難しいと言われています。

ツインソウル関係には「ツインソウルの段階7つのステージ」があると言われています。

それは、1段階→「出逢い」、2段階→「テスト」、3段階→「危機」、4段階→「サイレント期間」、5段階→「手放す」、6段階→「覚醒」、7段階→「統合」となります。この段階をクリアーするためには、様々な試験が訪れ、それを乗り越えなければならない次のステージへと魂を成長「高次の次元に進化」させる必要があります。

 

 

 

 

 

ツインカップルによっては、これら全てをクリアーするために必要な期間は、10年以上の人たちも居られます。

私たちは、3段階目までは、一年ほどで達成しましたが、その後のサイレント期間がとても長かったものです。この期間に二人で乗り越える試練が次々に起こります。

この段階で試練の辛さや苦しさで、逃げ出したり、乗り越えないで諦めてしまう人たちはほぼ「ツインソウル擬き(偽者の関係)」と理解して決別してしまいます。

但し、本物の関係にあるツインソウルは、お互いの魂を成長させて、試練の辛さなどを手放し(天使に委ねる)などします。そして、覚醒、私の場合は(霊的覚醒)が起きました。

そして、最終段階の「統合」が近いと不思議な(前兆)を体験します。ツイン相手が謎の病気になったり、体調を崩したりします。また、慢性的な頭痛なども起きます。これらは「思念伝達(テレパシー)」のようにシンクロニシティが起きているからです。

統合の時は、大天使たちが用意したようなタイミングで導かれるように「再会」すると言われています。この時こそがツインソウルの「結魂」なのだと思います。センスプロデュース研究所、葛西行彦