$五感プロデュース研究所、-a
五感トレーニングによって、脳が活性化し老化も緩やかに!
五感を鍛えれば「アンチエイジング」(抗加齢)に繋がる!
ヒトが生きて行く上で使う感覚機能の内、視覚、嗅覚、味覚、触覚、聴覚の五つを「五感」と言います。
これらの感覚器官である目や鼻から受け取った刺激情報が脳で受診され、認識されます。
例えば「リンゴ」の色、形、味などを知覚して、それがリンゴだと判断している訳です。
そして、食べて「美味しい」と認識します。これらはすべて「脳」で判断しているのです。
私たちのヒトの五感は、脳に情報を送るアンテナでもあるのです。
このアンテナは5チャンネルあり、特に視覚が優先されております。
五感の中でも80%もの情報は視覚から得ているのです。
ところが、これら感覚器官は加齢と共に衰え、鈍くなって行きます。
特に視覚は酷使されているため、若年性から「老眼」として、近い物や小さな物が見えにくいなどと自覚するようになります。
早いヒトでは40歳代の後半から老眼用メガネが必要になる人もおられます。
特に、日本人は世界でもメガネを掛けている国民でもあります。それは、文書
文字に関係しています。
日本語には、漢字、カタカナ、ひろがな、そしてローマ字や英語などの混ざり合った文書などが多いのです。中でも漢字は複雑で、細かな文字です。
ですから、視覚も酷使されます。ですから、漢字を使う国にメガネを掛ける人が多いのです。日本では国民の6割近い人がメガネを掛けています。
これは断トツ世界一です。二位は中国です。いずれも漢字を多様化する国だからです。
では、この加齢と共に衰える。感覚器官をどのように鍛錬すればよいのか?
普段の生活の中でも五感の鍛錬は出来る!!
そもそも、感覚というものは使わなければ次第に衰え、鈍くなって行きます。
例えば、一日中パソコンやゲームをしたりしている人は、ピント調節機能が若くして衰えます。
また、嗅覚や味覚、視覚以外の感覚はあまり意識的に活用されておりません。
よほどの危険臭や危ない状態になれば気づくことがありますが、普段ではあまり意識していないことが多いのです。
このことが、使わなければ衰える。鈍くなるということなのです。
人の五感は視覚優位と説明しましたが、現在の子供たちや若者たちの多くが、「見たから分かった。どこかで見た!」など、見た物ですべてだと判断してしまう人が多いのです。
今回の3.11東北大震災でもテレビの画面で見たから、怖さが分かったなどと言いますが、実際にその現場に立ってみると、瓦礫の山、焦げ臭い臭いや瓦礫を撤去する音など様々な情報が脳に送られます。これを私たちは「実体験」と呼びます。
テレビ画像だけだとバーチャルな感覚で捉えてしまうのです。そこには,視覚と聴覚の刺激しかありません。一度でも津波の経験をしていれば、テレビを見るだけで、恐怖に感じてしまいます。
このように五感を鍛錬するためには、五感を総動員して、感じ取る。認識する。
脳に体験記憶させることが重要なのです。
ですから、嫌な音、不快な音、心地よい音も嫌な臭い、臭い匂い、心地よい香りも嗅ぐ、不味い食材も刺激の強い食材も毛嫌いせずに食べる。
固いモノや柔らかなモノに触って、違いを識別する。
これら比べる「識別」する能力が現在の子供たちや若者たちの多くで欠如している能力なのです。
例えば、携帯電話の音楽機能で聴く音楽で良い、これで充分だと納得するのです。世間には、質の良いモノや機能が沢山あります。音楽でも「高音質」があるように音にも拘らなく成ってきています。
これらの感覚では、五感は鍛錬されず、若くして衰え「鈍感化」するのです。
五感を鍛錬することは、感覚器官の衰えを緩やかにするだけでなにく、脳の活性から「運動能力、反射神経、記憶力の向上、創造性能力のアップ」などにも繋がるのです。
例えば、野球経験のない子供でも150kmのスピードのボールをバットに当てることも可能になるのです。
これこそが「五感力トレーニング」五感をプロデュースすることなのです。
速読やDVD映像を60倍速などの早さで繰り返し見たりして、動体視力を向上させる。つまり、脳の処理能力を高めることでこれら不可能と思えることが可能になります。これらが「五感と脳の関係」なのです。
他にも、潜在的脳力を発揮させるために、咀嚼を応用する。
普段、私たちの脳は、常に100%の脳力を使っていると、筋肉や骨が壊れてしまいます。脳も同様に精神的に参ってしまいます、ですから80%程度しか力を発揮出来ないように脳がセーブしているのです。この脳力を五感力トレーニングでセーブの鏨、ストッパーを外してあげることで、潜在的能力が発揮できるのです。ガムを噛むとか、強い刺激を一時的に脳に送る。マウスピースを噛んで、踏ん張る力を向上させることで、不可能も可能になるのです。
以前にテレビ番組で、48kgの体重の若いタレントさんに4.5トンのトラックを一人で引いて動くかの実験を行いました。
普通の状態ではトラックはびくともしません。そこで、大声を出して動かして貰いました。以前よりは少し動いた程度でした。次にガムを噛みながら、動かして貰ったら、タイヤが少し動きました。次にマウスピースを噛んで貰い、踏ん張って動かして貰ったら、見事トラックが動いたのです。
人が噛む力は成人では200kgにもなります。普段これらの力で噛んでいると、歯や歯茎を痛めてしまいます。ですから,脳がセーブします。
マウスピースを噛むことにより、噛む刺激と踏ん張る体制が出来たので、これら潜在的能力が発揮出来たのです。
また、普段から五感を鍛錬するのには、やはり意識して活用する。料理を作るときにも、食材の彩りを見たり、食材の新鮮さを香りで嗅ぐなど、音楽を聴きながら料理を作るのも効果があります。
このように五感を総動員して、バランスよく鍛錬することで、五感だけでなく、脳鍛錬に繋がるのです。
私はこれら「五感鍛」「脳鍛」と名付け、五感力トレーラングを今後、皆様にご指導、提唱して参ります。
五感プロデュース研究所、研究員、荒木行彦、