$五感プロデュース研究所、-s

以前にも紹介しましたが、私たち人の脳は潜在的能力を持っている。つまり、普段では使用されない、使われない脳の力です。
例えば、日本テレビ「世界まる見え!」火事場の馬鹿力について、科学的根拠で解説する番組の監修をした事がありますが、この火事場の馬鹿力も常に発揮していると私たちの身体や骨などが壊れてしまうので、脳がコントロールし、セーブしているのです。ですから、幾ら頑張っても通常では70~80%程度の力しか発揮、出せないのです。
では、この無意識のセーブを解除し、潜在的能力を発揮させるのには、どうしたらよいのか? それは、脳の処理能力や意識を高めるトレーニングをすれば多くの人達が普段では考えられないほどの自己の脳力に気づくはずです。
ここで実例を紹介しよう。もし貴方が野球をやったことが無い未経験者でも、150kmのスピードボールをバットに当てる事が出来たとしたら驚きですよね!
普通なら、私には無理、到底バットになんか当たらないと考えてしまいます。そうなんです。人の脳は普通の状態では、並みの早さで理解し、認識しているから、150kmのスピードボールはイチロー選手のように毎日のように見て、バットに当てるプロなら簡単でしょうが、素人には、まして女性には難しいですよね! いきなり、150kmのスピードボールは恐怖を感じるほど早くて、普通の状態の動体視力では見えません。
そこで、あるトレーニングをすると誰でも簡単にバットに当てることは可能になるのです。それは、脳の処理能力を高め、動体視力などの「五感力」をアップさせる方法で、以前にテレビ番組の中で70歳の高齢の女性がこの150kmのスピーボールに挑戦し、見事バットに当てたら、スタッフ一同、凄いと言っておりました。
後に70歳の高齢者の女性に聞いたら、ボールがゆっくりと飛んできて、簡単にバットに当たったと、但し、バットが重かったというように、決して運動神経が良いわけではありません。これらが人の脳の潜在的脳力なのです。
これら能力を引き出す方法とは、動体視力の能力を高める鍛錬をする方法で簡単にアップします。
それは、速読法など、本の文字を早く目で追い読んでいくというよりも、目を動かす練習です。他にも、DVDの映像を60倍速で文字や映像を繰り返し見ていく鍛錬をするのです。これらは1時間ぐらい続けて、途中で目が疲れやすいですから休息してから行います。
そして、本番の150kmのスピードボールに挑戦すれば、何とゆっくり飛んで見えるではありませんか?決してマジックでもやらせでも有りません。
これらは人の脳の処理能力の差として現れるのです。例えば、普段私たちの脳は、一般道路を自動車で50kmほどのスピードで走っている状態だと思って下さい。それを脳の処理能力を向上させる鍛錬をすることで、高速道を走るように100kmのスピードに上げて行くのと似ています。ですから、脳の処理能力が高まり、普段では150kmのスピードはとても速いと脳が認識しているので、余計に早く見えるのです。そのうちにその早さにも慣れてくるということです。他にも、火事場の馬鹿力のように、普段ではなかなか発揮できない力を人間は潜在的に持ち得ています。身の危険を感じたときや脳の運動野を刺激するだけで、自己が思いもしない力を発揮できます。
これらも以前に、テレビ番組「科学バラエティ番組」の中で実験を行いました。
AKB48のメンバーの3人に協力して貰い、4.5トンのトラックを一人で引っ張り動くかの実験です。最初はびくともしません。勿論、体重が45kgにも満たない体重の女の子ですから、そこで、大声を出して引っ張る、それでも動きません。そこで、ガムを嚙んで貰いました。少し動き出したのですが、そこで最後の秘密兵器を出し、マウスピースを嚙ませ、必死になって引っ張ってご覧と指示、そうすると、何と今まで動かなかったトラックが簡単に動くではありませんか?
驚きです。これらは脳科学で説明すると、力を発揮することは歯を食い縛る。顎の力は大柄な男性なら200kg以上になります。女性でも150kgぐらいになりますから、このような状態を繰り返すと、歯と歯茎がぼろぼろになります。ですから、マウスピースを嚙むことで、脳神経の一部「三叉神経」に伝わり、脳を刺激し、潜在的能力にスイッチが入る状態になるのです。
ですから、プロボクサーのパンチ力がヘビー級ともなると1トンを超えるという破壊力になるのです。
また、これら似た効果があるのは、嚙むという動作、つまりガムを嚙むことでも、やはり、三叉神経から脳の運動野に刺激が伝わり、集中力やパワーが出るのです。ですから、アメリカのメジャーリーグの選手がガムを嚙みながら、くしゃくしゃ嚙んでいるのは、これら脳科学の原理から考え出されたものです。このように人の脳力は、まだまだ未知数であり、力(パワー)だけでなく、記憶力や計算力、知恵、創造性などの脳力も高まる方法は沢山あります。
私はこれらの研究にも励んでいます。脳を刺激し、脳力を引き出し、発揮させる方法、トレーニングなど可能になるのです。
今後とも、これら脳力開発にも指導も提唱もして参ります。
五感プロデュース研究所、研究員、荒木行彦、