$五感プロデュース研究所、-a

※予防と対策
風通しがよく汗の吸湿性に優れている服装を心がける。男性ならば額部分、長時間座っている事に因るお尻の蒸れ、女性の場合は下着の締め付け、そしてファンデーションで毛穴が塞がれる事に因り汗が首に出易くなるので首周りへの注意が必要である、ベルトに因る締め付けは男女共通である。汗をかいたらシャワーを浴びるか、入浴し肌を清潔に保つ。外出先ではおしぼりや大判のウエットティッシュなどで拭き取る。
※頻度
体温調節がうまくいかない乳幼児や皮膚の弱い人に多いとされてきたが、近年の猛暑や酷暑が原因で一般の成人男女でも症状が現れ易くなってきている。
※症状
大量の発汗時に小水疱・小丘疹が出現する。痒みはあまりないことが多い。しかし、汗の皮膚内への貯留により湿疹を併発することがあり、その場合は痒くなる。掻いてしまうと細菌が飛び火してしまうので皮膚科での治療を要する。
※原因
大量発汗時に汗の管である汗管が閉塞し、汗が皮膚の外に出ずに汗管外(皮膚内)に漏出して発症する。浅いところでの閉塞は、水疱が主にでき水晶様汗疹(すいしょうようかんしん)という。痒みはない。一方、深いところでの閉塞は、丘疹が主にでき、その場合、湿疹を併発して赤くなるため紅色汗疹(こうしょくかんしん)と呼ばれる。痒みも出ることが多い。
ウィキペディアフリー百科事典より引用。
私は子どもの頃、汗疹で痒くて掻きむしり赤く皮膚がぶつぶつになりそれは気持ちが悪いものでした。
現在は、冷房やシャワーなどのお陰で、汗疹で悩む人が少なくなってきたが、最近、節電の夏ということもあり、また、梅雨明けが例年よりも早いために汗疹で悩む、子供たち、若者たちなとが急増しております。特に若者たちは汗をかいても、まめに拭かないとか不潔にして放置すると汗腺が汚れで詰まってしまうので汗疹が出来てしまうのです。
私のような皮膚が弱い人は特に注意が必要です。汗をこまめにタオルなどで拭き取り、シャワーなどを浴びて肌を清潔に保つことが重要です。
汗疹だけでなく、体臭にもよいのです。体臭の臭さは人が汗をかくのは「汗腺」にあります。汗腺には、エポクリン腺とアポクリ腺があり、中でも臭いもとになるのが「エポクリン腺」です。
人の汗には、脂肪酸を含んでおりますので、この脂肪酸が殺菌のエサとなり、細菌が分解し、汗臭い臭いを発生させるのです。
これらから、今年の夏は汗を流し、まめに拭き取り、シャワーを浴びて清潔に保ち、皮膚だけでなく身体を清潔に保つことは、心身共に健康にする秘訣でもあるのです。
五感プロデュース研究所、研究員、荒木行彦