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17日(日)テレビ東京「世界7大ミステリー人体の奇跡」から紹介!
どんな曲も1度聞けば完全演奏&6000曲記憶の天才青年!
例えば、カセットや携帯音楽プレーヤーの音楽を一度聴くだけで、その音楽を完璧に記憶し、ピアノで再現するというものです。
テレビではプロのピアニストに同様にカセットから流れる音楽を記憶して貰いピアノで再現して貰ったら、上手く弾けませんでした。
プロのピアニストでも難しい短期記憶による音楽の再現には特殊な脳の働き、人の記憶力に関係しているのです。
音楽的な才能は勿論、人並み外れた記憶力の持ち主だから可能なのです。
盲目の青年がピアノを習い始めたのは2歳の頃で、4歳頃にはテレビゲームなどの音楽を聴いただけでピアノが弾けるようになっていたと言います。
では、脳科学でこれら盲目の天才ピアニストの脳の中を覘いてみましょう?
普通、私たちが音楽を聴くのは「側頭葉」の聴覚野、中でも音の違いを聴き分ける脳部位「ヘルシュ回」という脳部が活発に働きます。そして、海馬という脳部で短期記憶して、再現するのですが、それが難しく完璧には出来ません。
ところが、盲目の彼は完璧に再現ができるのです。これらは側頭葉の聴覚野で音楽を聴き取り、見えないはずの視覚野、後頭葉の脳部位が活発に働いているのです。これらが意味するのは、音楽を何かの形やイメージとして捉えているのです。つまり、イメージ画像のように彼の脳裏には写っているのです。そして、海馬に刺激が送られ短期記憶に記憶され、音楽が完璧に再現できるのです。
この時の脳内ではベター波という集中している時に働く脳が人一倍働いていることが分かっています。
これらは非常に難易度の高い記憶術です。ですから、彼は盲目の天才ピアニストと言われる由縁なのです。
では、私たちでも可能になるかというそれは、努力と時間が必要です。つまり、一長一短では出来るものではありません。長年の訓練が必要となるのです。
普通私たちは、五感の中でも視覚が優位になっており、情報の80%を視覚によって脳に送っています。
つまり、聴くという聴覚の記憶は、視覚に頼る記憶では難しいということです。彼は、視覚の情報が得られず、聴覚の刺激が逆に視覚情報を担っているとも言えます。よって、聴覚が鍛錬によって発達し、補っているのです。
そして、音楽をイメージし、見えないはずの音が彼には何らかの形として見えているのです。まさしく、これらが天才的な脳の記憶力、再現力として発揮されるのです。
彼は幼い頃から長年の努力と独特のイメージ方によって短期記憶、一度音楽を聴いただけで完璧に記憶し、再現出来るようになったのです。
誰でも出来る才能ではありません。やはり、盲目というハンディを乗り越え、これらの能力を開花させたのです。
人の脳はこれらから「不思議な臓器、奇跡の臓器」と言われているのです。
そして、人の脳は無限大の脳力を持っているとも言えるのです。
ですから、私たちでも努力し諦めず、好奇心を持って取り組み、脳の鍛錬、目的意識を持ち、なにを自分はすべきかこれらはっきりと意識し、取り組む努力をすれば「脳力開発」に繋がるのです。
脳トレなどの簡単なツールや本では脳は簡単に活性化できないということも言えます。活性化したと思い込むのが人の脳なのです。勝手に解釈する特徴も脳なのです。
このように人の脳の特徴を理解し、鍛錬すれば人の脳は幾つになっても衰えず活性化する順応性と適応性があるということを私から提言致します。
五感プロデュース研究所、研究員、荒木行彦、