$五感プロデュース研究所、-3
女性ならだりしも避けて通れない「更年期」。ほてりやうつ状態、頭痛など様々な症状が出ることも。
日常生活が送りづらいほど不調なときは、女性ホルモンを薬で補う「ホルモン補充療法(HRT)」があるが、国内の普及は進んでいない。日本産婦人科学会と日本更年期医学会は6月、必要な女性がHRTを受けられていない状況改善すべきだとして、安全な実施方法を解説した。指針を発表した。
更年期の症状、卵巣の機能が落ち、女性ホルモンの分泌が減る更年期の症状は多様だ。「ホット・フラッシュ」と呼ばれる。ほてりやのぼせの症状は7割以上の女性が経験するとされる。うつ状態が精神不安定になったり、頭痛や不眠が起こったりすることもある。自覚できる症状以外にも、骨量が減って骨が脆くなり他、脂質異常や動脈硬化が増えたりする。皮膚や粘膜がサカサしてくるのも、女性ホルモン減少が原因だ。
9/4日朝日新聞から引用。
以前にも私のブログで女性ホルモンのバランス「エストロゲン」と「プロゲステロンン」の分泌について説明したことがあるが、若い女性にもこの女性ホルモンが乱れている人たちは多いのである。
女性は一ヶ月に一回生理が起こる。女性が生理が起こるまでには、月の半分がエストロゲンホルモンが関わり、体温の高温期36.5分、そして残りの半月に
プロゲステロンホルモンが分泌され、体温も低温期36.0度に下がります。
こプロゲステロンンホルモンの分泌によって子宮が収縮し、卵巣が着床するのです。但し、エストロゲンホルモンは分泌されても、半月のサイクルがずれたり、乱れたりするとプロゲステロン物質が分泌されず、生理があるので大丈夫と思っても、卵子が着床しないいわゆる「にせ月経」という現象が起こるのです。
これらを改善するためには、ホルモンバランスを整えることが重要となります。効果的なのが、食事となる原料と人の嗅覚刺激が効果的であると言われております。アロマオイルを使用することで、ホルモンバランスが整えることが分かっております。
特に、アロマオイルでは、「クラリセージ」「ラベンダー」など、栄養素では、ビタミンE、(アーモンドやナンッツ類)、ビタミンC(野菜や果実)、ビタミンB1、(ウナギ、豚ヒレ、大豆など)、カルシウム(チーズ、牛乳、ヨーグルト、豆腐など)、マグネシウム(アーモンド、干しひじき、納豆、ビタミンB6(マグロ、サンマ、バナナなど)、EPA、DHA(鰯、サバ、サンマなどの魚介類)、イソフラボン(きな粉、納豆、豆腐、味噌など)。
他に、私が推薦するのは、軽めの運動汗を流す程度の運動に心がけることです。運動で手足を動かすことは、手足の末端まで血液循環が出来るから効果的です。無理なダイエットなどを行うと、若い女性でも更年期障害のような慢性的な疲れ、だるさ、生理不順などが起こる場合の多くは、これら女性ホルモンの乱れから起こるものです。
不規則な食事に運動不足や睡眠不足、極度のストレスやお酒にタバコなどの飲み過ぎ、吸い過ぎなども注意が必要です。
これら女性ホルモンは、子供を生むための準備なのですが、偏った食事やストレスなど不規則な生活を続けていると、生理不順、ホルモンバランスの乱れから、肌荒れ、怠さなどの症状が有るようでしたら、産婦人科など専門医に相談名されることを推薦致します。
若くして、女性ホルモンが乱れると更年期障害も若年化する傾向があるのです。
私たち男性には、分からない女性特有のホルモンバランス、奥様がこれらに似た症状があれば、サボっているとか、だらしないと言わず、優しく見守ってあげて下さい。個人差もありますが、長い人は10年近くも続きます。早い人では50歳代の前半で閉経が起こる人も居られます。女性の卵子は500個前後と言われ、初潮が始まってから約500ヶ月と計算し、前後数年で計算すると閉経が訪れる平均は53~55歳前後となるのです。
但し、更年期障害は個人差があるということです。症状の軽い人、症状が重く、長く続く人と様々です。女性特有の更年期障害、これらを緩和する新薬の開発、研究が待たされます。近い将来には新薬が開発されることを願うばかりです。