今回の宮城茨城沖地震、過去最高の揺れを感じた東北地方の人たちを中心に何千人を超える人達の死亡や被害の拡大が報告されています。また、けが人も多く発生しています。
私は仕事で東京に出勤途中、満員電車から降りてきた、若い女性が急にしゃがみ込み、貧血と思われる状態でフラフラでした。その場にしゃがみ込んだ女性は立ち上がれなく、ブルブルとふるえていました。すぐに私は駅の医務室まで、抱きかかえながら混雑している中を歩き、医務室に到着、お腹が痛いというので腰のあたりを摩りながら励ましました。これらの単なる貧血ではなく、地震の揺れの恐怖など、パニック状態になると表れやすいのです。私は20分ほどその女性に寄り添い、励ましていました。
これらの行為から、多くの人達、子供や高齢者なども次々にしゃがみ込んでいる状態が駅で起こっていたのです。
このように実は、地震の震源地に近い人だけでなく、遠く離れた場所でもこのように不安や恐怖から怯え、ストレスを強く感じる人は多いのです。
今回は、少し哲学的なことを私から助言しますが「生かされた命を大切に!」幸いな事に私は怪我もなく、家族にもかすり傷一つありません。これらは、今後、自分は大丈夫だと言えないことを皆様は体験したと思います。
テレビでは、被害の実感が薄いものです。もし、貴方や貴方の家族が災害地のど真ん中に居たらどうしますか?
家をなくし、家族を亡くしたとしたらどうしますか?幸いなことに多くの方々は助かっています。これらは「生かされた命です」。この生かされた命を大切にし、私たちが出来ることで多くの人達を支え、助けて上げることは可能なのです。特に、今回、私のメッセージは、この「世のため、人のためになる」医師や医療関係者だけが、人の命を助けたり、人を救うことが出来るのではありません。皆さんも出来るのです。
知らない人でも困っていれば「声を掛けて上げる」。助け合うなどの意識を持つ。私は医師ではありませんが、多くの人達を救ってきました。医療行為をしなければ、法律には違反しません。声を出して励ますこと、労り、思いやること、私はこれら具体的に色々な所で提唱、提言し、日本政府にも「危機管理」「危険回避能力の重要性の提唱」などの指導することも、自分の命や家族の命を守ることに繋がるのです。「現代人はこの危険回避能力」が欠如、低下しています。
こんな地震対したことがないという人も居られます。自分だけ助かれば良いなどの考え方を持つ人も多いのです。
これら私は日産自動車の論文募集で最優秀賞を授与されたのも、この「世のため、人のための思いを発表したのです」。
今回の地震にこの日産自動車の一人乗り電気自動車があったら、多くのけが人、命が救えたのです。
津波が去った後でも、道幅が狭く、救急車、医師が駆けつけることが出来ませんでした。これら災害時や高齢者、子供たちの健康管理、安全などの対策などにも応用出来る物なのです。他にも,最新のIT関連を駆使するなど、私はこれらの提案や提唱をすることで,私の頭脳で多くの人達の不安、恐怖、勿論多くの人達の救出、けが人の手当などが出来るのです。
私はこの「生かされた命」を今後、災害時や皆様の健康管理、子供たちの安全などの対策、システムやセンサの開発、研究に励み、協力企業、日本政府の支援なども鑑み、取り組みたいと願っております。
私に出来ること、皆様に出来ることから「アクション」を起こし、お互いに生き延びた多くの人が、 助けを求めている人達に手のひらを差し伸べて下さい。言葉もいりません。手の平を広げて差し伸べるだけで良いのです。
私は、テレビや雑誌、ラジオなどのメディアの取材や出演なども多くあることから、これらの機会に恵まれています。ですから、私からこのように「医師や医療関係者だけが人の命を救ったり、助けられるのではありません」。私たちにも出来るのです。
それは「お互いに助け合う、協力し合う、声を掛け合い、励まし合う」そして強く生きるという強い意思を持つことです。
今後とも、私は「世のため、人のためになる」道具や対策、システム、センサ開発、研究、指導などに今後とも全力で取り組んで参ります。また、これらが私に与えられた「使命」であり「運命」だと思っております。ですから、現在まで私は生かされているのです。今一度、皆様も生かされている命を大切に、また、人のために役立つことに手伝って上げて下さい。
最後に、今回の宮城茨城沖地震で亡くなられた方々のご冥福と地域の復活を心よりお祈り致します。
五感プロデュース研究所、研究員、荒木行彦、