$五感プロデュース研究所、-a

いよいよ今週の12月4日(土)に待ちに待った青森新幹線が全線開通する。
私の実家が青森県五所川原市のこともあり、青森を紹介し、観光、農産物などを多くの皆様に知って頂きたいと思っております。
青森県は、リンゴと大間のマグロ、ねぶたの夏祭り、恐山のいたこなどが有名だが、地域の経済は一向によく成っていない、農業も従事者の平均年齢が63歳と高齢化している。後継者不足でもある。
また、工業団地などは空き地が目立ち、工場の移転や廃業なども青森県の産業の痛手になっている。
今回の新幹線開通は、これら青森県の産業の救世主になってくれるのではないかと期待している。以前は北海道より遠い青森県などと言われたこともある。
ねぶたや弘前の桜祭りなど一時的には観光客が多く訪れるが、冬場には極端に少なくなるのです。
地元経済も低迷していることから、県民に限らず今回の新幹線の開通は、東京都、関東との距離を縮め、日帰りができるようになり、ビジネスにもよい影響を与えるものだと考えている。
私は生まれ故郷の青森に貢献するために、TPP「環太平洋経済提携協定」の日本の参加に賛成しており、青森県の農産物を世界に紹介し、売り込む(輸出)する取り組みを提案している。世界各地で日本食のブームになっているが、高級過ぎて一般の人たちが食べられない。本格的なお寿司や日本食が食べたくても食べられない現状があるのです。
青森米を世界に売り込み、PR会社、大手商社との協力によって可能と考えています。
そして、地元では「地元の美味しい食材」を観光客に食べて貰う、新鮮な魚介類、私の好きな生きた烏賊のお刺身など是非、食べてみて下さい。
また、大間のマグロだけではない、高級食材も青森にはあります。良質なフォアグラも食べられます。他にもB級グルメの八戸のせんべい汁など、現地に行かないと食べられない物が沢山あります。
できれば、新青森駅周辺に観光客と地元の人たちがふれ合い、郷土料理が食べられる。「屋台村」や飲食街を設立して欲しいと思います。
新鮮な農産物と料理で「街興し」をするものです。十三湖の名産のシジミラーメン、じゃぱ汁など様々な食材、食の宝庫が青森県なのです。
以前なら、当たり前に地元でも食べられていた料理が現在は食べられない郷土料理もあります。
郷土料理、三味線、津軽塗り、自然、文化などに触れる。五感を総動員して青森県を感じる旅も計画しております。
8月の上旬のねぶたのシーズンに合わせて、東北三大祭りを見学するような忙しい旅行ではなく、青森県を味わう、聴く、触る、見る、嗅ぐ、まさしく五感で感じる。感動する旅の提案をしております。
近畿ツーリスト社とタイアップしながら、「五感ツアー青森」と名付け、青森新幹線グリーンで行く、少し贅沢な旅行になければと考えております。
津軽弁、意味不明の暖かな言葉に触れ、地元の新鮮な、地元でなければ食べられない、地元に来た人しか味わえない料理も食べて貰います。
また、三味線のライヴで本格な三味線を聴く、そして青森の文化に触れて貰い、本州の最北端に「五感王国」があるということを私は多くの方々に知って頂きたく、青森県の観光や産業の後押し、手伝いができればと願っております。
今後、私も実家に戻る。青森県に出張することが多く成ると思います。以前なら、車で9時間もかかって帰省しておりました。新幹線なら3時間20分、来年の3月から新型新幹線の導入により3時間10分と東京、大阪間に近い時間です。日帰りも可能になり、近くなりました。
皆様も、これらの機会に「異国情緒のある青森」を発見してみては如何でしょうか。津軽人は初めて青森を訪れた人に声をかけます。「よくきたじゃ!」
この意味は、遠くからわざわざ青森に来て頂きありがとうの意味があるのです。
津軽人は照れ屋で、頑固者(拘る)これらから「じょっぱり」などと称されます。オリンピック選手で活躍する選手や芸術家も多いのもこれら津軽気質、青森気質からなのです。
私の魂も、研究にもこの「じょっぱり精神」で頑張っているのです。
今後とも私は、ふるさと青森を元気にするためにも、農家を元気にするためにも支援と努力をして参ります。
五感プロデュース研究所、研究員、荒木行彦、