五感教育研究所-1
五感教育研究所-2
今回は帽子の話である。私も帽子が好きでよく被っている。
この夏はパナマベーシックという、麻で出来たブラウンの帽子を幾ら暑い日でも被って、背広を着て通勤している。
カンカン帽、日本では明治の末から流行りはじめ、大正に入ると洋装・和装問わずカンカン帽を被るスタイルが大流行し、昭和初期まで流行は続いた。叩くと「カンカン」と音がするほど固い帽子であることからカンカン帽という俗称が定着した[要出典]。当時は「紳士たるもの外出時には帽子を着用するものだ」というのが常識であったため成人男性の帽子着用率は非常に高く、特にカンカン帽の人気は高かった。職場においても、夏場の正装として受け入れられていたようである。
このカンカン帽が若い女性の間で現在流行し、よく被っている人を見かける。日本人は、以前は帽子の好きな国民だったのが、若い人でもアポロキャップや野球帽などを被っている姿を見かけたが、現在は男性の人では被っている人が少なくなってきたように思える。
私のような中年の男性は、通勤などではパナマ帽子などは希で、逆に目立ってしまうほどである。
では、私はなぜ帽子を被るのか、以前はつばの大きな麦わら帽子、冬場は毛糸の帽子、フェルト製の帽子などを持っている。
特に、今年の夏は助かっている。強い日差しから頭部を守る。日よけの役目、日光アレルギーの私としては必需品である。
また、ファッションセンスアップや演出には手軽であり、ワイシャツ一枚で多くの人が通勤している中で、私はスーツを着て、9月からは幾ら暑くてもネクタイをして、パナマベーシックの帽子、ポケットチーフとおしゃれに気をつかい、ダンディーに決めているつもりである。
お陰で、我が社の従業員、関係者からは印象がよい。知人の女性の人たちからも素敵ですと言われるとその気になってしまうのである。
私は、これらに見栄を張るのである。つまりやせ我慢をすることに見栄を張っている。暑いのは皆暑いに決まっている。そこで涼しげな顔をして、格好もする。私はこのように連日の暑さが続くと逆に私は暑さを楽しむようにしている。
ものは考えようである。記録的な暑さは何十年に一度か二度あるかどうかだろう!、だったら暑さを嫌がらず、体験してみる。そうすれば、涼しさがありがたく感じ、また、人一倍強く感じられる。これらを味わうためにも、人とは違った格好や行動に心がけているのです。
これらを実行することは自己の五感を鍛錬することに繋がり、五感が鋭くなるだけでなく、脳の活動も活性化していることに実感出来るはずです。
連日の暑さが続くと五感も衰え、鈍くなってくるが、是非、これらを改善するためにちょっとしたおしゃれ、帽子などを被ってみては如何でしょう。
気分が変わるだけでなく、頭部を守り、熱中症などの予防にもなるのです。
見た目より以外と頭部も涼しく快適である。
皆様も、是非、麦わら帽子でも、現在様々な帽子が売られています。ご自分に合った。帽子を選択し、まだまだ暑い日は続きます。遅くはありません。
帽子を被りこの残暑を乗り切って下さい。もうじき涼しい秋は目の前に来ています。
そして、味覚の秋、旬な食べ物に味覚も感激し、五感も感動すると思う。
それまでの辛抱です。ご一緒にこの残暑を乗り切って行きましょう!
五感教育研究所、主席研究員、荒木行彦、